「レッドライト」ざっくりあらすじと感想

超常現象を科学の視点から研究(というか解明して論破)しているマシスン博士(役:シガニー・ウィーバー)とその助手トム(役:キリアン・マーフィー)。日々彼らの元に寄せられる怪奇・超常現象の数々を解明していくのですが、ある時どうしても解明できない謎の人物イリュージョニストのシルバー(役:ロバート・デ・ニーロ)に遭遇。シルバーの超常現象が「嘘」であることを証明しようとマシスンとトムが挑みますがどうしても科学では証明できない出来事が起きます。その原因が実は・・・という話。

感想

面白い映画!のひと言に尽きる

この映画は本当に面白いです。観て損はないはず。

映画は終始薄暗く、陰湿な空気感の中で進んでいきます。個人的にこういう雰囲気が好きなのでこれだけでも視聴意欲が湧いてくるのですがそれに拍車をかけてくれるのが、登場してくる胡散臭い「超常現象の鑑定依頼」。明らかに騙そうとしているでしょ?的な怪しげな人たちが挑んでくるのですが、マシスンとトムは見事に解明(というか論破)。

ところがある日、マシスンの前に突如伝説のイリュージョニスト、シルバーが復活。マシスンは以前シルバーに敗北していることでシルバーに関わることを躊躇います。

と、ここまでくると視聴者の誰もが考えることはシルバーのイリュージョンが「嘘である」という証明をマシスンとトムがどうやって行うのか?という点。もう一つはシルバーが実は正真正銘の本物なのではないか?という2つのポイントに焦点があたると思います。

ざんね〜ん!こう思った方はすでに騙されています。注目すべきはここでは無かったのでした。

という私も勿論完璧に騙されてしまいまして途中で見事に「シルバーって実は本物なんだぁ〜。だからマシスンが躊躇したんだ」みたいな感覚になってしまいました。

数少ない“騙されてスッキリする作品”

ネタバレしたらこの映画が台無しなので一切明かしませんけど、この映画のラストの騙しは本当に秀逸です。見事だと思います。何が見事かと言うとラストまでの過程で違和感なく放り込んでくる数々の伏線。これが最終的なネタバラシで明らかになるのですがここまで全く気がつかない程うまく偽装されています。

これまでも他作品でこういう「ラストで衝撃の真実が!」という構成を組んでくる作品はたくさんあったけど、どれも無理やり感がある作品が多かったと思います。そういう作品はラストがどれだけ衝撃的だったとしてもイマイチスカッとしない終わり方になっていた気がします。「これ騙しというか、ゴリ押しだよね?」みたいな感じ。興醒めしてしまうというか、全然スッキリ感がない。

誰もが100%騙される映画。じゃないかなと思っています。

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