2019年末阿寒の冬旅。「あかん遊久の里鶴雅」に泊まってみました。

今年の年末も恒例の帰省?で北海道へ行って参りました。しばしば暖冬のニュースを目にしていたのでなんとなく想像はつきましたが、実際に行ってみるとその通りというかそれ以上に今年の北海道は雪が少なかったのかな?という印象は受けました。

さて、前から少し気になっていた鶴雅グループのホテルへ泊まってみることになったのでした。

あかん遊久の里 鶴雅

鶴雅グループ。詳しくは調べていないのですが、webなどで入手できる情報や個人的な印象で言えば「北海道のハイクラス旅館・ホテルグループ」なのではないかと。北海道を巡るTV番組などでも度々登場するので、恐らく道内では有名なホテルグループなのだと思われます。

宿泊料金

このレベルの施設でこの料金は極めて妥当なところだと思います。ちなみに今回の我が家もそうでしたが、GW、夏休みや年末年始などのハイシーズンはレギュラーシーズン(とさせて頂きます)の3割増くらいの料金になっているはずです。フレックスプライシング(変動価格設定)というものでしょう。みんなが休みたい時期にわざわざ働いてくれる従業員さんへの感謝の気持ちと考えれば「高いなぁ〜」という気持ちはかなり薄れるのではないかと思います。

施設

要所を抑えた改装が行われていると思います。ですので外観やあまり通ることのないフロアの通路などは一見普通なのですが、ロビーや内装、お風呂、客室、ダイニングなど“施設の顔”になる部分にはお金がしっかりかけられている印象。ハイクラスホテルの名に恥じない造りは十分味わえるものになっています。

最近の人気ホテルは間接照明を上手に使った演出がなされているところが多いですが、ここも同様。上の写真は鶴雅ウィングスと遊久の里の連絡通路ですが暖色の電球色を使った間接照明で柔らかさのあるライティングがメインになっていまして、館内すべてが同様なのでとても落ち着く空間に仕上がっています。こういうホテルに来る度に思うことですが、「照明って大事だよな」と改めて思う瞬間です。

接客

接客について。印象としては普通。我が家を担当して頂いた客室係の方は相当ご年配の方でしたので、ベテランの風格が漂っていたおかげか相手側の緊張感を全く感じず、それがかえって怖い印象を受けたのは確か。場数を踏んだおばあちゃんって言動や振る舞いに“凄み”が出ると思いますがまさにそれ。もう少し若い方だったら、緊張感も手伝って良い塩梅の接客になったのではないかな?なんて思います。と言っても十分丁寧ではあったので気分を害するような感じの悪さなどは一切ありませんでした。他のスタッフさんも同様です。

車で来る方が注意すべきポイント

チェックイン時、ホテルのアプローチに車を着けて荷物を出しますが、その際しつこいほど言われたのが「お車こちらで移動しますので、お忘れ物ありませんか?」という言葉。これ何を意味するかこの時点ではわかりませんでしたが、後で理解できました。

この阿寒湖の鶴雅は、駐車場がかなり遠くにあります。バス移動じゃないと厳しい距離です(歩くのが好きな人なら歩けない距離ではないけど)。なのでホテルから駐車場への送迎バスが数台用意されていまして、チェックアウト時には大量にピストン輸送されることになります。

私の場合、荷物を取りに行かなければならなかったのがチェックアウトで混雑する前でしたのですんなりとバスに乗せて頂きましたが、これがそれ以外の時間帯だったとしたらどうだったのだろうか?と。下手をすれば荷物を取りにいけない!なんてことにもなったのかな?なんて思ってしまいました。

ということで、車で行く方はくれぐれも車内に忘れ物をしないこと。

客室

別館の和洋室です。別館は3枚目の写真のように入り口に電子キーが設定してあるので、ここに宿泊している人以外はこの中に入れないようになっています(なので部屋前の通路を通る人が限られているので、夜は大変静か)。もうひとつ別館専用のフロントがエレベーターを降りてすぐのところにあるので、チェックイン・アウトを混雑せずに行うことができるのも良い点。

考えてみると、屋上と地下にある浴場はエレベーターを降りてすぐのところにあるので別館に宿泊するととても便利なんだな!と、何度もお風呂に行った際にようやく気がつきました。ダイニングや売店などもそれほど歩かない場所にあるのでホテル内での別館は好立地物件です。

客室内部について。和洋室はこの別館では一番リーズナブルな部屋グレードだと思われますが、これで十分満足できるはず。家族4人で広さ十分というところです。洗面所周辺も今っぽいしつらえなので使い勝手は良かった。ただ、洗面の手洗いはデザイン性を重視しすぎたようで、手を洗ったり、歯磨き後に口を濯いだ時に静かに水を処理しないと遠慮なく床にこぼれることになるので、気を使ってしまった点がマイナスポイント。他は特に文句はなく、備品やアメニティ、レイクビュー、清潔さなどどれをとっても文句はないはずです。

お料理(夕朝食ビュッフェ)

ビュッフェ形式の夕朝食。予想どおりのお食事です。目新しさは出しづらいところだと思うので、他ホテルと劇的に何かが違うか?と言われれば困りますが、一品ごとに吟味されている感はあったし、ビュッフェ特有のマンネリ感はそれほど感じませんでした。和洋中コーナーがあり、品数は豊富。ダイニング自体が相当広いので、混雑しますと言われていましたが目立った混雑はなし。

食べるのに夢中で写真を撮らずでしたが、料理写真は公式サイトの綺麗な写真を見た方が絶対参考になるのでそちらをご覧ください。

昼飯を抜いて行った方が良いのでは?というくらいの品数、味も良いので楽しみにしておいて間違いなし。

お風呂

お風呂は普通。綺麗ですし広い。湯加減もちょうど良い。しかし何度も行った割りに印象が薄いというか・・・。展望露天もこれはこれで良いのですが、同じ北海道で言えば乃ノ風リゾートのそれと比べれば少し負けているかな?と。ビュー部分の仕切り板が少し高すぎて、湯気で曇って見えず!な感じがあったからなのか?それともお風呂の配置がパノラマにはならないので、左側に圧迫感を感じる部分で開放感が薄れるのか・・・。敢えて粗探しをすればそうなりますが、お風呂全体としてみれば十分に楽しめますし、清潔感があり、混雑はほぼ無かったので満足度は高いと思います。

阿寒湖周辺の冬の道路状況

実は行く前に一番気がかりだったのが道路状況。上の写真は国道241号線、「阿寒横断道路」のトクシンウシ沢川を越えたあたりの様子です。この後双岳台の峠道を越えて阿寒湖へ向かうのですが、240号線に合流する直前までずっとこのような路面状況でした。見た目ではわかりにくいですが、全くスリッピーな路面ではなく、往来する車、後続車などもほぼいませんでしたのでストレス無くドライブすることができました。

地元のドライバーさん情報によるとだいたい例年同時期の阿寒周辺は1メートルくらいの積雪があるとのことでしたが、今年は特に雪が少なかったようですね。

阿寒周辺の年末年始の観光スポット

流石に年末年始は営業している施設は少なく、民営の観光スポットがいくつか営業している程度。道の駅や公営施設は軒並みお休みになりますので、車やツアーバスなどもほとんど見かけませんでした。

硫黄山レストハウス

行ったことがなかったので、初の訪問。硫黄山だそうです。その名の通り「硫黄が匂う山」この日はカラッとした寒さだったので、硫黄の煙(ガス?)と山と太陽のコントラストがくっきり映えてとても綺麗な風景が広がっていました。

摩周湖

2回目の摩周湖。冬の方がなんとなく綺麗なような・・・。といっても以前の夏は天気が悪かったのでその影響でしょう。

摩周湖のレストハウスも硫黄山同様営業中でした。本当は行くつもりが無かったのですが、あまりにも天気が良かったので足を延ばしてみました。訪れて正解だったなと。ただしここも寒かった・・・。

アイヌコタン

天気が雨だったのでこんな状況に。足下は滑るし観光客ほぼゼロでした。鶴雅から歩いてすぐアイヌコタン、イコロなどに行けるので宿泊した方はぜひ行ってみるべきです。でも・・・ここ2回目で以前夏にも訪れましたが、民芸品屋さんなどが立ち並ぶのはわかるのだけど、なんとなく寂しい。それは天気のせいではなくて、常に活気が無いというかなんというか。せっかくの場所なのだから、もう少し今っぽい商売とかグルメ系のお店などあれば繁盛すると思うのですけどね。頑張って欲しいなと。

まとめ

あかん遊久の里鶴雅への宿泊でしたが、満足いくものでした。立地の良さというものも影響していると思います。アクティビティのオンシーズンであれば尚楽しるのだろうなと予想できるので、春〜秋シーズンに訪れてみるのも良いかなと。

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