「THE100/ザ・ハンドレッド」各シーズンざっくりあらすじと感想

Netflix配信作品。これも気になっていたタイトル。あらすじはある程度読んでいたのでどんな感じのドラマなのかは概ね把握していたのですが、実際に観てみると予想を覆して意外と楽しい。

目次

ざっくりあらすじ

作中、詳しく解説するようなシーンはありませんのでドラマ内の断片的な情報を元にすれば、核戦争で地球が壊滅する前に全世界で宇宙シェルターを用意していたらしく、それに各国の人間たちが脱出して地球が住めるようになるまで宇宙で退避していましょうということになったようです。そして、長い年月が経ち、宇宙ステーション(アーク)も老朽化と共に酸素供給装置に致命的なエラーが起き、このままでは全滅するというわけで「なら、地球に先遣隊を送って住めるかどうかを確認してこさせよう!」となり、タイトルの「100(名)」が送り込まれたのでした。そこで遭遇する数々の事実・・・というような話です。

キャスト

ほぼ見かけない顔ばかりでしたが、各々ご活躍なさっているのだと思います。グラウンダー(戦争後の地球に残った人間たち)は、だいたいマッチョ。特にリンカーンは見事な筋肉。こんなに腹筋が綺麗に割れている俳優さんはそうそう居ませんね。

シーズン1

地球は住めるようになっていた

地球に降り立った100名ですが、宇宙船から出てみるとそこは夢に描いた地球でした。大気汚染もなく緑豊かな地球。このまま後発組の地球生還を待つのだと思っていた訳ですが、そんな平凡なドラマは誰も観るわけがないと言うことで、様々なアトラクションが用意されているのでした。

ちなみに、シーズン2早々にネタ証しされるのですが、この100名が地球に降り立ち何事もなく生きて行けたのは、彼らが免疫を持っていたからです。長期間(というか子供達は宇宙で生まれた)暮らしてきたので、宇宙線をたっぷり浴びて育ってきたのでした。というわけで当然核戦争後の地球の放射能汚染の影響は受けずに済んだということに。本来であれば、被曝してしまい全滅していた可能性が高い。それはマウンテンマンを見ればよくわかるという感じです。

ここでひとつ謎なのですが、なぜグラウンダーは放射能汚染の影響を受けずに済んだのか?得意体質という設定なのかもしれませんが、それならばかなり無理がある設定のような気がします。それともグラウンダーも地球外に逃げていたということなのか?

この謎は今後解き明かされるのだと思います。(たぶん)

なぜか多い女性リーダー

このドラマの特徴かもしれませんが、高確率でリーダーはなぜか女性が圧倒的に多い。宇宙ステーションでお飾りのジャハをコントロールする裏ボスのアビー(アビゲイル)。ワンハンドレッド「空の民」のリーダーはそのアビーの娘クラーク。グラウンダーの統帥レクサ。その部下インドラやアーニャなど。荒廃した無法地帯を生き抜く屈強な戦士をまとめあげるのが、どうみても腕力に長けているとは思えない女性陣。

それが逆に観ている側の安心感にも繋がっているような気もします。というのは、あらゆる選択が求められる場面で女性ならではの平和的解決を選んでいるようなので、無駄な争いを観なくて済むというのが嬉しいです。殺戮マシーンと化す人間たちのドラマは、ウォーキングデッドで存分に味わってきたので、このワンハンドレッドの解決方法というのは世界終末系ドラマの展開としては新鮮というか斬新な面が多いと思います。

グラウンダーvsリーパーvs人間(空の民)で展開するシーズン1

シーズン1の流れはグラウンダー対人間対リーパーという感じ。三つ巴の戦いになります。相関関係は、人間とグラウンダーが若干和平の予知があるものの、リーパーとは全く接点がない。リーパー=ゾンビのような扱いです。人肉を食べますし、言葉も通じない。その理由はシーズン2で明らかになっていきますがシーズン1中盤から終盤にかけては一番の脅威。

マウンテンマンとは?

マウンテンマンというキーワードがシーズン中盤のグラウンダーとの会話から出始めます。ハンドレッドで言うところの「山の民」ということになるのでしょう。ちなみに、アークから着た人たちは「空の民」。グラウンダーが「森の民」。他、シーズンが進むとそれぞれの特徴ある部族が「〇〇の民」という俗称で呼ばれているのがわかります。

マウンテンマンは、一言でいうと「文明時代の最後の生き残り」という立ち位置です。なので武装や生活、食事から医療など全て高度な文明の匂いを残しています。シーズン2でその全容が明らかになります。

シーズン2

マウンテンマンに捕らえられた後の話からスタートし、マウンテンマンvsその他の人間たちとの戦いで幕を閉じるという流れです。

マウンテンマンの血色が悪い理由

マウンテンマンに捕われた時には「終わったな」と思うのですが、実は空の民と一番近い感覚の住人だったことにほっと一息つけるというのが意外な展開でした。しかし、クラークの嗅覚は鋭く(鼻が効き過ぎの感はある)、終始違和感を覚えながらマウンテンマンとの生活にひとり馴染めないで居る(このくだりのエピソードがやたら時間を割いているので、若干鬱陶しい。さっさと進めて良かった部分だと思う)

マウンテンマンは全員血色が悪いです。色白。それは外に出れないから。なぜか?ここでひとつ目の謎解き。実はアークの人たちが降り立った地球は放射能によって汚染されていたということがわかります。アークの人たちやグラウンダーが外で生活できるのは、「耐性」があるから。マウンテンマンにはそれがないので外に出られない。文明ではリードしているけど致命的に弱い部分はこの山の要塞(マウントウェザー)から防護服なしでは外に出られないということ。それを解決するために、マウンテンマンたちは悪い企みを考え始めます。それが輸血。

アークからの脱出組と合流。そして村を作る

シーズン1ラストでアークから脱出した人たちが生存していました。アビーやケインなど主力メンバーも。そして脱出船(ステーションの一部)を使って小さな村「キャンプ・ジャハ」を作ります。なぜ居ない議長の名前で村を作るんだ?的な疑問もあるのですが、恐らく忠義という意識からなのでしょう。

医療器具や武器、食料などは十分に積んであったようでこれを拠点に生活することになります。同時に先遣隊の捜索も開始。そして、逃げ遅れて捕らえられていたフィンとベラミー達と合流。

猟奇的なマウンテンマンの正体

多くの人が観た瞬間「顔色やばいから怪しいな」と感じるので、実際に猟奇的な行いをしていたことが判明した時にもそれほどの驚きはないのだろうなと思います。それにしても・・・やってることが酷過ぎるだろ!と。自分たちが外に出たい一心だとしても、そのために他人の命を平気で犠牲にできるのだろうか?それも普段は大人しそうな人たち、至って穏健派のような顔をした老若男女が揃いも揃って。

無意味に戦いばかりを仕掛けてくるグラウンダーの方が、よっぽどまともに見えてしまうほど「どうかしてるぜ!」という人たちなのでした。

シーズン2ラストは「そりゃないよ!」の大合唱だと思う

脱線したところから始まりますが、クラークとレクサ(グラウンダーの総帥)が、友情を超えた関係へと発展してしまいました。あれ?クラークってフィンともそういう関係だったから、両方OKってことなのね?と、大人が観るとこういうシーンを冷静に分析してしまい、良からぬ期待と想像を膨らませてしまいます。

さて、シーズン2ラストですが、マウンテンマンとグラウンダー・空の民連合の戦いが始まります。が!まさかの裏切り行為が・・・。

いくらなんでもそりゃないだろぉ〜という声が聞こえてくるような(気が)。

確かに不可侵・停戦あたりの合意だったのだけど、マウントウェザーを攻略しようという号令と、なにより村へのミサイル攻撃で両首脳(レクサとクラーク)が合意に至ってのこの流れに大ブーイングではないかと。ということで、さっと引き上げられて残された方は途方に暮れるという展開に。

シーズン3

シーズン2から3ヶ月が経過したところから始まります。シーズン2から変わったことと言えば。

  • クラークがなぜか家出
  • 「キャンプ・ジャハ」から「アルカディア」へキャンプ名のモデルチェンジ
  • 氷の民の脅威
  • ジャスパーがマウントウェザー後に傷心。その後酒浸りで3ヶ月もウジウジ。からの丸刈り

という感じです。その他にもインドラと空の民の距離感がグッと縮まった感があります。視聴者からすればこのまま良好な関係が続いてほしいと(ホンネは超美貌のレクサ女王様との争いは避けて欲しい)いうところです。

ジャハ前議長のご乱心

ジャハがキャンプに居場所を見出せず、賛同するものを募り光の国を探しに旅立ちます。その中にはマーフィーも。なんだこの関係はと思うところもありますが、このマーフィーが絡んだところから光の国探索グループには怪しい結末しか感じなくなります。そしてそれは的中。光の国から帰ってきた頃にはアークに居た時とは別人のジャハ様に。なんとなく宗教的な神々しさと、得体の知れない裏の顔が見え隠れしている(というか見えている)ような気がしてならない。現段階でシーズン3中盤までしか観ていないので、後述することになると思いますが、この光の国が問題になって人間達の争いのタネになっていく雰囲気はあると思います。

ジャスパーしつこい

この演出少しシツコ過ぎて好きになれません。発端は、マウントウェザーに居た当時に付き合っていた?彼女(マヤ)が死んでしまったことにあります。そしてその死にクラークとベラミーが深く関わっているので、ジャスパーから言わせれば「なんで見殺しにしたんだよ!」という怒りと、失望感が頭から離れないという設定なのだと思います。

・・・という建前がありますが、実際のところマウントウェザーに居た当時からそれほど親密さを感じる間柄とはとても感じられない距離感でしたし、幾度も危険な役目を与えて自分たちを助けてくれるように扱っていた(悪く言えばパシリっぽく)点は否めません。グラウンダーとして閉じ込められたベラミを救出する際だって、相当な危険を背負わせたんじゃなかった?という感じ。

ところが、死んでしまうと途端に「最愛の人だったのに・・・」と。3ヶ月も酒に溺れて悪態をつく始末。

じゃあ、お前どうしたいんだよ?と言いたくなります(実際モンティに言われたけど)・・・男らしくないジャスパー。丸刈りは良く似合うけど。

クラークの浮気?

エピソードが前後しますが、シーズン3に入っても女色をやめられないクラーク。そしてレクサだけでは物足りず通りすがりの女店主と禁断の交わりを持ってしまうのでした。というか・・・フィル亡き後、ベラミーに密かな恋心というスタンスじゃなかったかな?いつのまに女性に走ってしまったのか。夜中に観ているせいだと思うけど、なんとなく村々してしまうシーンではあります(男女のそれ以上に)

パイクの暴走

民主主義が万能でもなんでもないことが良くわかるのが、パイクが議長に選出されるあたりのエピソードだと思います。今まで清濁合わせ飲んで不満はありつつ、味方の犠牲も払いつつなんとか最小限度の被害で地球上での地位を確保してきたアークのみなさん。ところが、弱腰だ!とか、力には力で!というなんとも威勢の良い言葉で穏健派である現リーダーたちを失脚させる勢力に躍り出たのがパイク。

闇討ちでグラウンダーが送ってくれた平和維持軍を抹殺するは、アルカディアの周囲を農作するためといってグラウンダーが居住している村を殲滅しようとしているなどなど、「お前、いい加減にせ〜よ!」と言いたくなるようなことをやり始めます。しかし、住民はこれがオカシイことだと気がつかないのかほとんどの人たちが止めようとも思わない。選挙で選ばれた議長のパイクだけれども、やっていることは独裁者以上に冷酷で残虐。そして言い訳は「やらなきゃやられる」。ということで、民主主義が決して間違わないかというとそんなこと全然なく、選ぶ市民がアホで何も考えないと、こういう暴君は普通に誕生してしまうという良い例がまさにこれではないかと思ってしまいました。

それにしても、パイクがやたらと強気になってきているのを見て、なんとなくイラッとしまくっているのは私だけなのでしょうか?「コイツ、グラウンダー達にやられレバいいのに」と密かに願っておりました。

視聴中断

(2020/01/20更新)

なんだろう・・・特別何かがつまらないという訳でもないのですが、どうも観る気がしない。

原因はなんだ?と考えてみれば、

  • パイクの顔が嫌い(理不尽ですが)
  • クラークの顔が嫌い(同上)
  • 光の国が怪しすぎで怖い

これらが原因かな?と(単なるこじつけですけど)

本当のところは、単純に興味が薄れたというところです。長いシリーズになると結構こういうドラマはありますよね。私はあまりにもこれが強いと、視聴を止めてしまいます(時間の無駄なので)

また興味が湧いた時に戻ってこようかなと考えていますが、今までそうした経験は無いので可能性は低いのかなと。

視聴再開

(2020/10/11更新)

自分の中での異例の視聴再開。正直気が進まない状態で「つまらなかったらすぐやめよう」という程度の気持ちでした。

前回終わっていたのが、シーズン3の13話だったようです。そういえば前回は頻繁に寝落ちしてたよなぁ・・・と思い出しました。

ということで再開したのですが・・・意外と・・・イケるかも。時間を置いて正解だったかもしれません。

シーズン3のおさらい

なんとなくうろ覚えしていたことをまとめると。

  1. ジャハ等一味がチップを飲んで光の民化が加速していた
  2. 光の民に危険を感じた空の民の一部がレジスタンス化していた(クラーク・オクタビアなど)
  3. アリーが徐々に暴走してきていた

というような部分を思い出しました。アリーが誕生したあたりの回想シーンでギブったんだったかな?と。

居場所がバレているなと思ったら、原因ジャスパー。

闇の血を求めてルナを尋ねた時もそうだし、氷の民と共闘して乗り込む計画を立てた時もそうだった。アリーにはバレバレだった。よく考えればたまに居るはずのないアリーが映るシーンがちょいちょい出てきてた。

そういえば光の国にはレイブンの他にジャスパーも勧誘されていたことを思い出しました。あの後どこかでチップを飲んでいた、もしくわ飲まされていたのでしょうか?ちょっと記憶にないので思い出せません。

そのおかげでアリーには筒抜けだったんだと理解。

サメの話「ついノッちゃって」がツボ

ルナに会いにいった際、海底油田の汲み上げ基地みたいところに住んでいた“海の民”の中の女の子。どうやらお話会のようなものを開く時間があるようで、その女の子が話していたのが「サメに囲まれた時の話」だった。クラークとルナが大事な話をしている最中、そこそこ聞こえるレベルで後ろの方にその話が聞こえてくるなと思っていたら、それはその後のジャスパーと女の子との会話シーンのフリでした。

ジャスパー「あのサメの話は本当の話?」

女の子「半分本当。残りはついノッてきちゃって」

・・・ガセにしては無駄に長い話。

光の国との対決

ラストで光の国との対決になりました。もしかしてこれでジャハの乱心が終わるのか?と思うとホッとする気持ちと、次の新しいネタに切り替わるだろうことで嬉しさもあります。個人的に仮想空間と現実の境目が曖昧な状態でストーリーが展開していくことに頭がついていかないというか、考えるのが面倒だなと思っていたのでシリーズ「光の国」はずっと苦手でした。それが終わる。

どうやって終わるのか?というと、

  1. 闇の血(オンタリ)にフレームを入れさす(強制)
  2. アリーのスイッチを消す

以上。漠然としすぎ・・・

その前にちょっとしたニュースで、嫌われ者だったパイクがまさかの結末に。これは仕方ないかもしれないけど・・・ちょっと残酷でもあるかな。なんとなく改心した面も見えていたようなので。オクタビアにしてみればリンカーンの仇討ちですから気持ちは当然理解できるし・・・複雑です。

本題に戻って結果からいうと、当初のオンタリフレーム挿入計画ではこの問題は解決できなかったはずです。そもそもオンタリが自分たちに賛同してくれるかどうかも怪しかったですし。たとえアリーのスイッチ(鍵?)に辿り着いていたとしても、それを消すことがオンタリに判断できたか?と言えば恐らく無理だったでしょう。なぜならオンタリは既に光の国に逃げた実績のある現実逃避派の人だったから。「余命6ヶ月の地球よ!」なんて言われたら、「ですよね〜。それじゃあやっぱし光の国バンザーイ!」っていうオチを選択する可能性が高かったはずです。

ということでクラークの出番になったのですが、ここでマウンテンマンの必殺「地獄の輸血祭り」が再登場。マジか・・・。というかその輸血器具どこに隠しとったの?というツッコミも仲間からは出たと思います。でオンタリの黒い血をクラークに輸血するのでした。フレームを入れチップを飲み光の国(仮想空間)へ。

ここからは仮想空間での話。レクサが出てきた!久々の再開。時間がないのにまさかの抱擁と無意味なキスシーン。毎度アメリカ作品で思うけど、絶対絶命シーンでキスとか考える余裕って正直なくない?と言いたくなるのですが、あちらではこれが当たり前なのでしょうね。現実モードではクラークが鼻から血と口から変な液体出して痙攣しながら一刻を争ってるというのに仮想空間では呑気にキス・・・。

地球の余命が判明

光の国の電源停止を最後まで妨害するアリーでしたが最後に意味深な言葉を。「光の国がなくなってもどのみち地球はあと6ヶ月の命なのよ」みたいなことを言いました。

なんでも核(発電所の残骸なのかな?)がメルトダウンを起こす?かなんかで地球が汚染されるので生存は不可能なんだそうです。詳しくはシーズン4を観ないとわからないですね。

ていうかさ・・・。確か核戦争から100年以上経ってる設定でしたよね?で、人が管理しなくなってからそんなに経っているのに今更メルトダウンって話はいったいどういうことなのかな?電源喪失しているのならとっくにそうなってるでしょ?という疑問が湧いてきますよね。ということは、これを管理していた人たちが居たってことなのかもしれませんね。でも今さらなんでコントロールできなくなったのだろう。

なんてことをいろいろ考えていました。早く続きが観たい!

シーズン4

(2020/10/12更新)

シーズン4は核シェルター作りの話になるのかもしれません。地球規模のメルトダウンに備えて空の民が乗ってきた宇宙船に補強改修を加えてシェルター化しよう!という計画なんだそうです。この時点では確かにこの選択しか思い浮かばないでしょうね。ジャスパーが半ば諦めモードに入って自暴自棄になっているのもなんか理解できるな。いまさら何しようが生き残る可能性も薄いですし。

クラークが作った乗員名簿

核シェルターに全ての人を乗せることはできない。まさにノアの方舟状態です。となると選抜を行わなくてはなりません。会社で言うリストラですね。

この場合、人選を行う人には大きなプレッシャーがかかると思います。人の生死を決定する判断を自分の頭ひとつで行わねばならないから。それで出した結論。クラーク自分も名簿に載せてしまった。

正確にいうとベラミーが「クラーク、お前は乗らなきゃダメだ!」と言い出して無理やり書いたので自薦したわけではない。とはいうもののクラークもまんざらではない感じで若干苦しんだ感は出しながらも最終的には名簿に載ることを拒みませんでした。

これってやっぱり理解は得られないよなと思いますね。誰がなんと言おうと不公平感は高いやり方だと思います。かと言って他に公平な選抜方法があるのか?と聞かれればそれも微妙。この場合一番公平感があるのは①技術者・指導者など生存に必要な枠は別に確保②各世帯でひとりだけ乗せたい人を選ぶ③その中からくじびきで100人までに絞るというやり方しかないかなと思います。

でもやっぱり最終的には自分が可愛いから生きたい!と思うのは誰もが同じなんじゃないだろうか。

名簿を作った本人が乗るっていう話。最終的にこの事実をモンティが暴露してしまったのだけどやっぱりこうされても仕方ないだろうなとは思う。というかね・・・たとえクラークは指導者として必要なのだとしても名簿を作った本人なのだから道義的には乗るべきではないのだと思う。それが筋じゃないかな。

結局ロアンにも裏切られてしまった

「ザ・ハンドレッド」の世界では息をするように誰もが嘘をつく。そして今回もまたもや裏切りが起こった。しかも氷の民ロアン(暫定統帥)から。

この話、もとはと言えば裏切られる原因を作ったのは空の民。メルトダウンが起きるから民族同士が争っている場合ではない!と言いながらこそこそと宇宙船を治したり、空の民だけが助かるような動きをしていた。そりゃ疑われるわ。

ということで見事にバレバレからの同盟破門。ギリギリのところでお取り潰しは免れましたけど運悪く宇宙船が破壊されてほぼ万事休すとなりました。

この後レイブンが奇跡を起こしそうな感じはするので、まず間違いなく助かる方向になるのだろうけど・・・争いが絶えないのは誰のせいだ?クラークが無能なだけなんだろうなという気がしてきました。彼女の思いつきの行動が多すぎることと毎度の根回しの無さはリーダーとしての資格に欠けるのは間違いない。

だから嫌いなのかなぁ・・・顔見ているといつもイラッとしてくる。

難しい“究極の選択”

プライムファイアから逃れるべくシェルター争奪戦に突入、最終的にオクタビアが勝利します。そして彼女が出した結論は「全ての民を公平に扱うこと」。同時進行で極秘裏に進められていたのが空の民によるシェルターの“不法占拠”計画。これにはクラーク、ジャハ、アビーなど空の民主要メンバーが関与していました。その計画はオクタビアが出した答えとは真逆の「空の民のみが生き残ること」。これを決断した大きな理由としては、グラウンダーたちを残したとしても水や食糧を作るということになった場合に役に立たない可能性が高いからだそうです。そんなもん教育すればどうとでもなることなので言い訳にしか聞こえないですけどね・・・

ここで感じたのが、この時点での判断は恐らく正解がないだろうなということ。個人的にはオクタビア案がベストだと思っていますが一方の空の民の秘密計画も悪い案ではない。博愛というのは人の道としては正しいけれど、この場合の生き残りということだけを追求するのであれば「弱いものを残してしまう」という判断は間違い。オクタビア案では公平に民を残すということになるのだけど、その民たちは高度な文明についていける能力があるのかは未知数。であれば空の民を優先するという案にも一理ある。かと言って同じ種族だけを残してしまう弊害もないわけではなくて、たまごを同じ籠に盛るなという話と同じことで特定の種だけに偏って残すという選択肢にも欠点は多い(近親交配の問題とかもあるし)

ということでそれぞれに利点・欠点がある場合に重要になるのがバランス。

この絶対絶命の場面であればオクタビア案が一番バランスが良いだろうなということで私はこの案に賛成という意見になったのでした。

怒涛の展開でラストへ

(2020/10/19更新)

生活スタイルが大きく変化したので視聴ペースが大きくダウン。ようやくシーズン4が終わりました。今回のシーズンでジャスパーが引退ですね、お疲れ様でした。常に無気力ぶりを発揮してきたのであまり違和感がないフェードアウトになりますがシーズン1からの主要メンバーだったので少し残念ではありますね。結局「生きる」ことへの執着は最後まで取り戻すことができずに自ら死を選択するということになったのですがそれはそれで尊厳でもありますからね。

一方、最後まで争うことを選んだ民のみなさんですけど、2パターンにわかれました。ひとつは核シェルターに避難組。もう一方が宇宙退避組。

宇宙避難組が想定したプランというのが、ロケットで自分たちが暮らしていた宇宙ステーション(アーク)へ戻り、そこで5年間生活して地球の汚染レベルが下がるのを待つというもの。なるほどねぇ・・・と思いたいけど、そういえば確か以前アーク脱出計画を立てた理由は「ステーションの酸素供給ができなくなる」というものだったと記憶していたので、その問題どこで解決したのかな?なんて思ってしまった。どこかの時点で直したのかな?でもだったら脱出しなかったよね?ジャハが最後まで残って最後に脱出ボットみたいなもので宇宙に逃げたんだよな・・・といろんなことを思い出していました。

そんなことをしているうちにプライムファイアが。アマゾン・・・TV?

見た目に世紀末級の大きな炎が発生。いかにも溶けそうな感じマンマンなんだけど意図せず晒されてしまったクラークもなんとか発車基地まで戻って生き延びることに成功。結局クラークだけが地球に残ることになりました。そして6年後に早送り。

食糧とか水とか汚染された空気とかどうしてたん?という疑問は置いておいてクラークは生きていました。恐らく闇の血のおかげで汚染の影響を薄めることができたのでしょう。ここまでくるともはや神の領域に入ってきていますね。とにかく不死身だというのがわかった。

このままシーズン5へ突入します。

シーズン5

(2020/10/27更新)

シーズン3までの若干グダグダ感が嘘のように、シーズン4以降自分の中で「THE100」の盛り上がりが続いています。

そんなわけでシーズン5に突入。この話は前シーズンの“プライムファイヤー”後の直後から6年経った今までに起こった出来事などを断片的に取り上げていくシーズンになるようです。そして核となるのが突如として現れた宇宙採掘船の囚人乗組員たちと空の民改め他部族との融和を果たした“一つの民”との間で生存可能な地上の“谷”を巡る戦いになるのではないでしょうか。

オクタビアがブラドレイナ化していた

プライムファイヤー時、地球のシェルターに避難した部族たちは少ない食糧や水をやりくりして共生するために部族間の争いを避けるべく強いリーダーを必要としていました。闇の血の正統継承者が不在だったため序列的に最有力候補になったのはシェルター争奪部族対抗戦で見事に優勝したオクタビア。彼女は止むことのない部族間衝突を平和的に統治するために苦肉の策として各部族のリーダーを集めて「ひとつの民か?それとも争いか?」という踏み絵をさせることになったのでした。結果としてはこれが成功。その後6年間、オクタビアがその強いリーダーシップを活かしてシェルターを統治してきたようです。

その結果がブラドレイナ。

何だかなぁ・・・。マッドマックス感があるというか、北斗の拳というか、既視感ありありの装いです。

なんでもオデコの朱色の塗りは「戦闘化粧」なんだそうです。不気味でしかないけどね。

「私に逆らうものはひとつの民への反逆と見なす!」なんてことを言うようになってしまったオクタビア改めブラドレイナ。怖い。

謎の寄生虫

確かシーズン1の冒頭でもさらっと触れたけど、核戦争後の地球には奇形生物が生まれました。あの時もブルーの綺麗な蝶以外は具体的にこれだという明確な正体は判明しませんでしたけど、今回は線虫。砂漠の砂の中に住んでいるようで人体に入り込んで悪さをするようです。気色悪い・・・

泣き声があるらしく、それはオクタビアに寄生してしまった虫をクラークが除去した際に確認できました。

「キィ〜」という甲高い泣き声。

どうやら体内で卵を産むようで繁殖するらしい恐ろしい虫のようです。今後のストーリーにどんな影響を与えるのかも気になるところですが、もしかして囚人軍団に対抗するべく生物兵器として利用するなんてこともなきにしもあらずか?捕獲するリスクがあるからそりゃないだろうなと思いつつ・・・

クラーク「なかなかべっぴんダゼ」に???

欧米人の美の基準がやはりわかりません。

クラークが囚人船軍団に捕まった時の囚人たちの会話。

「なかなかべっぴんさんだ」の言葉に反応してしまいました。いや・・・そうでもないと思うよ。

レイブンは誰がみてもベッピンさんが当てはまると思うけど、クラークは違うんじゃない?個人的になんとなく鼻から下のお顔がどうしても好きになれないのでした。男性目線特有な見方だと思いますけど、女性が主人公のドラマの場合、どうしても女性の容姿の好き嫌いを気にしてしまいます。結果異性として好みかそうではないかという部分で判断をしてしまう。私の中でクラークは「じゃない方」になるのでした。

自分の好みのキャラクターなら素直に頑張れ!とか力が入ってしまう気がするけど、クラークの場合はむしろ「なにやってんだよ!」とか「余計なことすんなよ!」とか常に否定的な目でみてしまうことが多い。ちょっとしたミスも許せなくなってしまうところもある。

「人は見た目だけで判断してはいけない」ってよく言います。確かに“だけ”で判断するのは間違っているけど、見た目が重要な要素であるのは事実。見た目が好みだと性格も多少大目にみる傾向もあるから。というわけで私の場合クラークにはキツめの評価をしがちになってしまうのですね。

アビーがジャンキーになってた

シーズン5からアビゲイルがジャンキー化しています。理由は恐らくシェルター内での暗黒時代にあるのだと理解できます。何かとてつもない出来事があったようで、それはアビーのジャンキー化だけでなく、ひとつの民全員の顔を見ても明らかなようで本作前半戦はこの「出来事」については明らかにせずモヤモヤさせた状態で話を進めている様子。この展開は後からネタばらしになるのでしょう。

それでアビーの話。

ダメだよ・・・クスリに逃げちゃ・・・

とは言っても、アルコールもなければタバコなど娯楽は一切なしの生活。おまけに未来への希望など全く想像できないわけでわかっているのは「いつ食料や水が底をついて飢え死にするのか?」ということだけ。こんなんじゃやってられるか!と自暴自棄になるのも十分理解はできる。

医者としてクスリの怖さは十分に理解しているアビーがこれに手を出すということは相当追い込まれた証拠なのでしょう。

・・・てことで、その追い込まれた理由さっさとネタバラシしたらどうなの?という感じです。

“暗黒時代”の正体が明らかに・・・

そういうことでしたか。まさに黒歴史。

私が少し勘違いをしていたようですが、人肉食が100%カニバリズムということにはならないようで飢餓状態で緊急時などについてはこの限りではないそうです。究極すぎる選択には変わらないけどね。

なんだろう、個人的にこういう行為に物凄く嫌悪があってハッキリ言って想像したくもないシーン。視覚的にスプラッターを見ていた方が100倍ましな感じです。

恐らくだけど私がこの場に居たならばケインと同じくこの行為を拒絶する道を選ぶと思います。

そこまでして生きなくても良いかも。だいたい想像しただけであの赤い謎肉のような物体は喉を通らないはずだし。

しかし、こういう黒歴史があったからオクタビアの人格があそこまで歪んだのだ!というようなストーリーには若干の違和感があります。オクタビアが今行っているのは単なる趣味としての戦闘のような気がしてならないから。モンティが頑張って作ってくれた栽培システムは十分未来の食料を感じさせるものだったし、実際に結果も出ていた。それなのに燃やしてしまって「戦いしかない!」みたいな民の扇動を行った行為はまさしく暴君でしかない。民を破滅へと導くもの、それがブラドレイナ。こいつはこの時点でクソです。

クラークが余計なことするからコジレタ

最後の闇の血継承者マディが民の存続のためにフレームを入れることを承諾。そして無事完了。クラークはフレームを入れたもの全員が死ぬということを恐れて最後まで反対していました。

ここまでは良しとして問題はこの後。マディはフレームの力で歴代総帥の力(意思)までも手に入れてしまいます。その力はブラドレイナとは比較にならないほどグラウンダーたちにとっては偉大な力だったようで、この力をもってすればマディがひとつの民の真の総帥になりえる可能性は十分に感じられる瞬間がありました。

だけどそれを無視して問題をややこしくしたのはまたもやクラークだった。

なぜかマディを連れて逃げ出してしまうのでした・・・

ただただ腹が立ちますね。

だいたい想像どおりのラストと思いきやまさかの地球脱出

ここまでの展開を観ていて、ひとつの民と囚人軍団が戦いの後で生き残り同士手を組み、なんとか共存の道を模索するのでは?と思っていました。しかし結果としてそれは夢のまた夢ということに。互いに相手の殲滅作戦を実行するのでした。

結果は・・・という感じです。

ところでシーズン5ラストエピソードの15分で観たものはなかなか衝撃的な話でした。

シーズン6の予告がなされたのですがここで判明したことというと

  • 地球には戻らないこと
  • モンティとハーパーが・・・
  • 冷凍睡眠していたのは10年どころではなかった
  • モンティが民の存続のため偉大な仕事をしてくれていた

ということだと思います。

メインキャラクターがまたひとり去ってしまうのですね。長編シリーズには避けられない展開ではありますがやはり寂しいところではあります。

個人的にはオクタビアが命を落としてしまうのでは?と思っていたけどそれはなかった(シーズン6で彼女が自責に苛まれるような気がします)

シーズン6

(2020/11/4更新)

サンクタム編です。冷凍睡眠という画期的な手段で人類はほぼ永久に眠ることが可能になってしまいました。おかげで空の民たちは100年も先の未来に辿りつくことができました。そこに待っていたのが惑星アルファという地球と同環境の星。ここにはエリギウス3号の乗組員たちが先着していたのでその子孫たちが環境適応しながら暮らしていました。そして作りあげられたのがサンクタムという聖域(サンクチュアリ)。クラーク一派はそこで共存できるのか?それとも生き残りをかけた戦いを挑むのか?というお話です。

ある意味“暗黒”のシーズン

出ました!感がある混沌としたシーズンです。何がと言われると多すぎて説明するのが面倒なほど。とにかく観ればわかりますが本作でダントツの難解なシーズンになっているのは間違いない。シーズン3の光の国編で脳内世界と現実とを行き来するストーリーは経験しているけど、それを理解していても複雑すぎる。このシーズンで脱落した人たちも多いのではないか?という印象です。ストーリーの展開はまさに暗黒。こんなんだったら最初からプライムファイヤで死んでしまった方がラクだったんじゃない?というほど。

ストーリー整理

シーズン6終盤に来てもイマイチ理解できない部分があるので自分なりに整理すると

  • サンクタムの神(プライム)は、エリギウス3号の乗員で生物学者だった一家とそのグループ
  • チップ(フレーム)を使い、闇の血の体を拝借して生き長らえている。
  • サンクタムとその域外(核シールドの外)にいる者との関係性が謎。プライムに反逆している一派であるけどガブリエル(その一派のリーダー)はジョセフィン(クラークの体を借りている生物学者の娘の魂)と恋仲だった。
  • アノマリー(サンクタムの外の森に存在する緑のオーロラのようなシールドで覆われたエリア)というものが存在する

ケインのラストシーン

前シーズンのジャハ議長に続き、今シーズンでケインも離脱。シーズン1からの主要メンバーだったキャラの相次ぐ離脱となりました。

今回のケインのラストシーンはどこか切なさを感じるものでした。彼の言葉が印象的だったからかもしれません。

「生きる価値のある人間でいたい・・・」

ケインの生きざまを表すような含蓄のある言葉でした。作品を通して常にまともな判断を行ってきたのがケインだったと思います。セロニアス(ジャハ)もアギゲイル(アビー)も、大きく道を踏み外しながら生きてきたけどケインだけは違った。

アノマリー。

このシーズン最大の謎アノマリー。ティヨザは入ったまま帰って来なかったけど、オクタビアはボフッ!っと吐き出されて戻ってきました。石化していた腕も治ったし、ガブリエルいわく「髪も綺麗になって、しかも長くなってるぞ」ということを言っていました(今必要なのか?この話)。要するに科学を超越した何らかの影響を与える効果がこの中に存在するということなんだろうなと思われます。

・・・ということは、この中に瀕死の者とか死んでしまった者たちを投げ込めば、復活してくる可能性も十分あるということだよね?だったら一度試してみれば良いのではないかな?と。不思議すぎるアノマリーの力。

恐らくティヨザはこの中で生きていると思います。

アノマリーの中にはいったい何があるのだろうか?

私としてはサンクタムとの戦争よりもアノマリーの中身の方が非常に興味深いので、サンクタムは完全放置してこちらに結集すべきなのでは?という考えであります。サンクタムに未来はないけどアノマリーには不思議な何かを感じるので。

オクタビアの改心

アノマリー突入後、ガブリエルの助けを借りてアノマリーを探った際に自分を取り戻すことができたオクタビア。

やはりリンカーンの死後、パイクへの恨みが彼女を狂わせたのだということが判明。あの場面でパイクを再び始末していたら改心できなかったのだろうか?

でも・・・パイクはリンカーンを無慈悲に処刑したからね。オクタビアの報復はそれほど間違った行為ではなかったのでやっぱりパイクはもう一度始末しておくべきだったと個人的には思ったシーンでした。

それよりも暗黒の日の罪もない人たちの処刑。これについては罰を受けるべきだったのでは?という思いです。なので反省すべき点が若干違うのでは?ということかな。

結果としてオクタビアが脱ブラドレイナを果たしたので良しということだと思うけど。

インドラがカール・ルイス化してる

シーズン6途中から登場したインドラ。お気づきになった方は多いと思いますが髪型をマイナーチェンジしたようです。普通にみる分にはインドラなのですが画面が暗いシーンで見た時に度々思ったのが「カールルイスに似てるよね?」ということ。

短髪になったため特に感じることが多くなりました。

恒例シーズンラストのカオスへ

ファンタジー北芝さんはここ最近テレビで見かけなくなりましたが、こちらの「ハンドレッド」のファンタジーは絶好調です。

ラッセルが暴君と化し、サンクタムの化けの皮が剥がれそうになったことを察知してか「よし!宇宙へ逃げよう」という身勝手極まりない決断を下すことに。マディの肉体と精神はシェイド・ヘダに乗っ取られそうになっている。アビーがプライム化してしまい終了。最後はクラークの手で宇宙へと放り出されてしまう。

ダディのフレームを破壊することに成功するも、ジェイド・ヘダは死なずどこかへ消えてしまう。

なんとかプライム一族の暴走を阻止したものの、今度はアノマリーの謎が深まりオクタビア、ガブちゃん、エコー、ベラミたちがそれを解明すべく動き出す。

プライム亡き後の新サンクタムではひとつの民、ガブリエルの子ら、冷凍睡眠から起きた囚人軍団、サンクタムの先住民たちで抗争が勃発寸前となる。

ということで、ラストシーズンの7へ続きますよ〜!という流れでフィニッシュ。

謎が多すぎて頭が追いつきません!

だけど・・・正直楽しすぎるんですけどこの作品。

ストーリーが破綻しててイラッとする作品はたくさんありまして、この作品もその点で言えばトップクラスの破綻具合。寸前とかではなく崩壊しまくってます。だけど楽しい。なぜか?それは

アノマリーの存在があり得ないものになる可能性が高いことを知ってしまったから。

これに尽きるかなと。シーズン6全編を通しても未だ少しも謎が解明されていないのがアノマリー。オクタビアの背中に浮き出た文字をガブリエルが「アノマリーストーンだ」と言い出し、実はこれをずっと研究してきたんだとなった。そして床下の隠し部屋にあった怪しいアノマリーの球体(アノマリーストーン)を触って暗号解読(この物体がなぜ入力装置だとわかったんだ説あり)アノマリーが開き、ティヨザの娘ホープが現れオクタビアが刺される(なぜ?)

そんな感じでここまで来ても未だ謎だらけで全く理解できない展開なので、気になって気になって仕方がない。これが面白さの理由なのだと思っています。

正直、サンクタムがどうなろうともはやどうでも良い。気になるのは

  • ティヨザがどこに行ったのか?
  • ベラミーはどこに?
  • オクタビアが刺された理由は?
  • ホープが急成長していた理由は?
  • ベラミーを信じろ!を書いたのは誰だ?
  • 透明人間スーツを着た人間は、宇宙から来たのか?
  • アノマリーとは宇宙空間を行き来できるタイムワープ装置なのか?
  • だとしたらそれを造ったのは誰なのか?
  • 宇宙人が居るということなのか?

などなど興味が尽きない。それに比べたらサンクタムの抗争?はぁ?そんなの自分らで勝手にやっとけ〜!という感じですよね。

シーズン7

(2020/11/6更新)

恐らく最終章のシーズン7。正直なところこのグダグダ感に慣れてしまい、頭が混乱したまま延々と映像を見せられることに若干幸福感も感じていたところなので、ここからさらに数シーズン続行するという選択肢も悪くはないと思っていました。でも妥当な線でそろそろ潮時というのも理解できるところでした(お腹いっぱい感もあるし)。

さて本シーズン。アノマリーの正体とは?そして人類の運命とは?という大きなテーマを追っていくのでしょう。

アノマリー。早速ネタばらし

マジか・・・エピソード2で早くも完全ネタバラシ。アノマリーの正体とはこんな感じなんだそうです。

  • アノマリーのことを「ブリッジ」と呼ぶらしい
  • アノマリーの中の世界で、ティヨザが到着したのが「バルド」という国
  • アノマリーというのはそういう国の間を行き来できるワープのような存在(だから“橋”というわけか)
  • アノマリー側の警備みたいなことをやっているのが「使徒」と呼ばれる連中らしい
  • アノマリー外の数秒がアノマリーの数年に相当するというものらしい。(アノマリー自体の時間経過が高速だということらしいので、たどり着いた先の時間経過はどこも同じということみたい)
  • アノマリーを通った時点で記憶が飛ぶ。それを防止するために防御するヘルメットみたいな装備が存在する。
  • アノマリー自体に治癒の効果があるらしい(オクタビアで実証済み)

こんなことがわかってきました。

頭が・・・おかしくなりそうです。まだ謎が多いのですが徐々に解明されていくのだと思います。

端末壊したちょい役が腹立つ

エリギウス3号の乗組員が解明した謎の動画を発見。見るための端末もあったのでアノマリーの暗号の謎が解明されようとしていました。

が!、囚人だという謎の男が意味不明なことを言いつつ端末破壊。

このドラマ、とことん腹立つ演出をしかけてくるよねぇ〜と思いつつ。まあそうなるだろうなと。

プロレスじゃないんだからさ。

少しは場の空気読めよなとも思うシーンでした。

ベッカ登場。フレームとアノマリーストーンの秘話判明

ベッカ(アリーの生みの親でアリーそのもの)が登場する回想シーンが出てきました。核戦争前の地球とアノマリーストーンの存在とベッカについてのお話になっています。ここでようやく話が整った感じがありました。なるほどね・・・。

ということは、元々地球にアノマリーストーンがあったということになるし、それがあのポリスの地下にあった核シェルターの中に存在したということなのでしょう。なぜ見つからなかったのでしょうかね。もうひとつの発見はベッカは元々善良な人だったということ。この時点でのベッカは既にアリーの改良型「アリー2」のフレームをうめ埋め込んでいたようで、それによってフルパワーの頭脳を得ることに成功していたようです。結局ベッカは火炙り処刑にあってしまいましたが、フレームだけは残った。そして現在クラークがその記憶を持つことになったという展開らしいです。

ややこしいわぁ〜。

そうか、シーズン3の光の国最終決戦の時にクラークはフレームを入れていたよな。あれを取り出した際に後始末(フレーム取り出し後の汚物除去)をしていなかったから、クラークの中にはまだフレームの残骸が残っているという設定なわけね?

いや、それでもややこしいわぁ・・・

バルドの目的は何なのか?

シーズン7に入ってから完全にアタオカ(あたまおかしいんじゃない?ということを意味するそうで、最近子供の間で流行しているスラングのようです)状態の私。

バルドはいったい何がしたいの?クラークを求める理由って?最終決戦とか言ってるけど、なぜその前に戦闘要員になりえる同じ人間たちを殺すようなことをしているのか?などなど、とにかくバルドの目的がさっぱりわからなくなっています。ここにきて私の頭は完全におかしくなっています。

最終的に、バルドの外の「敵」と戦うための準備だ!と言っていますけど、よく考えたらアノマリーストーンを使ってこの敵が来ない場所で生活すれば良いんじゃないの?なんて思ったりして。

否定はしていたけど、やはりバルドはカルトの一種で間違いないのではないか?と。

終末期を煽る連中にロクな奴はいないですよね。

シーズン7のみ3話プラス

(2020/11/10更新)

正直、通常話数の13話でお腹いっぱいなのですが、3話増量してくれるということなのだからありがたく拝見させて頂くことにしましょう。

さていよいよ最終シーズンも10話目に突入いたしました。暇さえあればiPadで観たりスマホで観たりととにかく寝る間と休息を削ってまで「THE100」制覇にむけて邁進しております。ここまでくると、どんなに飽きていたとしても視聴中止するわけにはいかない。意地のようなものも芽生えてきますからね。

ここまで観た感じでは、恐らくバルドの住人VSクラーク一派の戦いがあり、その間サンクタムではインドラの一派VSジェイド・ヘダと仲間たちとの決戦が行われるのでしょう。そして最終的にバルドの外の「未知なる敵」との最終決戦が待ち受けているのだろうと予想されます。

その後はどうなるのか?当然ですがハッピーエンドのラストで終わる系統のドラマだと思うので、ひとつの民たちが平和を勝ち取って未知なる敵を倒してEND!という流れかなと思います。

稀にありそうなダークサイドなエンディングで予想するとすれば、最終決戦勝利後に「ちょっと待て、あれはなんだ?」的なフリでアノマリーに注目。中から無数のエイリアンたちが襲来、「結局戦いは終わらないってことか・・・」なんてセリフとともに一斉に攻撃をしかけるなんてことも予想されるかも。

いずれにしても、これまでの流れによれば想定外のラストは予想できるのでまた一波乱あるのでは?というところだと思います。

ベラミー・エコー・エモリ、次々と逝く

(2020/11/16更新)

いまさら言うことではありませんが、既に頭がカリッカリにおかしくなってきているところに加えてエピソード10を超えたあたりからさらにその症状に拍車がかかっておりました。

頻繁に寝落ちするし、前のエピソードの内容を良く覚えていない状態が続いています。

なぜか?・・・意味がわからない話が続くからです。

その中でも、ラストシーズンを感じさせる出来事がどんどん増えてきました。ベラミー、エコー、エモリ。主要メンバーたちの逝去が続いております。特にベラミー。初期メンバー「ハンドレッド」の中で残っているのは、クラーク・レイブン・ベラミーだけでしたが、ついにその中の一人が逝ってしまいました。クラークとは一時恋仲にもなりましたし、その後クラークのカミングアウト以降は異性としての良き友人・理解者として多くの苦楽を共にしてきました。

そんなベラミーが・・・あっちの世界に両足を踏み入れたばかりに。白装束が不気味だったし・・・髪型がおぼっちゃま風でちょっとキモいし。

最後は盟友クラークの手で葬られたのでした。

クラーク「ごめんなさい。私が殺した・・・」

仕方ないよね。ベラミーはあちらの世界に行ってしまって、羊飼にご執心だったから。もう本当のベラミーではなくなってしまっていた。

設定ブレブレで面白すぎる。

視聴者側が展開について行けなくなって「???」な状態が続くことって、難解すぎる設定のドラマにはよくあることだと思います。そしてこのドラマはその代表格ではないかと思います。

そしてこのハンドレッドはそういう「???」を好意的に許せる数すくないドラマなのではないかと。普通、途中で大きく内容が変わったりすることで「前言ってたことと、全然違うじゃん!」なんていう風に怒りにも似た不信感を感じるドラマも少なくはないけど、この作品はどういうわけかこの設定ブレブレを笑いながら受け止められてしまう奥深さみたいなものがある。なんでなんだろう?

「元々ハチャメチャだったからね!」

これが理由なんだと思う。

それはシーズン終盤に差し掛かっても勢いは衰えませんでした。

  • ブリッジ(アノマリー)を通過する際に傷って癒えることになってたよね?
  • ヘルメット無しの状態で移動すると記憶が飛ぶって話だったよな?
  • 時間軸に歪みが生じるはずだったよね?
  • バルド軍の装着しているヘルメットは透明人間化できたよね?

このあたりは代表的なお約束ごとだったはずです。ところがこれらは完全に崩れました。

特に「マジか〜」と思ったのは、エモリが重傷を負ったシーン。

「ブリッジで早くバルドへ行って手術しなきゃ!」というシーンがありました。まてまて!確かオクタヴィアの手が石化した時や、ホープが現れてオクタヴィアが脇腹を刺された時も、ブリッジを通過した後には瞬時に完治していた。ということは、手術もなにもエモリはブリッジを通過した時に治るのでは?という疑問が湧いてきます。

もうひとつ不思議な話。ラストにバルドVS地球の民連合軍の戦いがあります。このシーン、両者の力は拮抗するのですがよくよく考えてみればバルドが圧倒的に強いに決まっていると思いませんか?恐らく地球連合軍(インドラの軍)は瞬殺される可能性がありました。ですがそうはならなかった。なぜか?

バルド軍のヘルメット軍団が全員透明人間化することを止めてくれたから。バルド軍がおまけしてくれたのですね。

他にも、時間の歪みがあって片方で数十年経過していた設定の割りに、子供の成長以外大人たちは全く老化していなかったり。ブリッジに飛び込むのが数分遅れると数年違うなんてことで最初は手を繋いでわざわざ同時に飛び込んでいたブリッジにも、後半になると「あとから必ず来て!」なんて感じでサクッと時間差で飛び込んで、ほぼ同時刻に到着したり。ブリッジ移動の際にはその前の記憶が飛ぶということだったけど、後半は一切その件には触れなかったとか。とにかくいろいろな矛盾を抱え続けてストーリーがアップデートされていった感じでした。

視聴者も混乱していたけど、制作側はそれ以上に混乱していたということが容易に想像できる内容になっていました。

面白すぎるぞ・・・ハンドレッド。

エンディングで爆笑

至高のエンディング。

人類が最後の聖戦を行わねば生き残ることはできない!というのがバルド総帥ビルの主張。一方でジャクソンの解読した内容では戦いとは書いておらず「最後の審判」と読むべきであると。いずれが正しいかはさておき、マディの記憶からコードを盗み出したバルドによって、審判がスタート。

・・・って結局審判なんですね。

ビルは審判の部屋へ。あえて打たれに来ているんじゃない?的な勢いのバルド軍護衛を二丁拳銃をぶっ放してグイグイとなぎ倒して後を追うクラークたち。そしてギリでビルに追いつく。

審判途中で背後からきたクラークにズドン!とされてビルあっけなく死亡。そしてクラークが代わりに審判を受けることに。結局クラークは審判不合格。「あなたは殺し過ぎた・・・」って理由らしいけど、クラークからすれば「はぁ?」って感じなんだろうなと。その後レイブンがダメもとで審判再交渉へ。「人間は変わることができるのよ!」ということで、バルド軍VSインドラ軍の戦場へワープ。

オクタヴィア「みんな戦いはもうやめてぇ〜」と双方の和解を促す。地球軍からきた奴らは「ブラドレイナのくせにお前が言うな!」と思っていた奴も大勢いただろう。

オクタヴィアに感化され双方武器を下ろす。「人間も捨てたものではないわね」と、アビゲイルの姿をした神が言う。人々が光となって次々と天へ昇っていく。一方最後に残されていたクラークはひとりまた地球に舞い戻る。

正直なところ、エンディングが終わっても状況がイマイチ飲み込めていません。結局「超越」というものはイコール光の国のことだったのではないか?と思っています。みんなが痛みを感じることなく争いもない世界。それ光の国やないの?だったらシーズン3で完結してた方が良かったのでは?なんて意地悪なことを考えてしまいます。

ラストでクラークが一人になったところ。レクサの姿の神が降臨。「人間という種は何を考えているのかわからん」と。そこに居たのはクラークの仲間たち。THE END。私としては人間の考えていることももちろん理解できないけど、このドラマ作者の超変則的設定変更のオンパレードの方が余程理解できないという感じです。

とにかくエンディングを迎えることができて、いろいろな意味でホッとしました。

再び逢わん!・・・もうええわ。

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