北海道内の飛行機・鉄道・高速道路・船など交通手段についてのまとめ

今まで道内各エリアを満遍なく旅してきましたので、交通手段は一通り使って参りました。他の記事でも何度も書いてるのでシツコクなってしまいますが、とにかく北海道はデカイ。

さて、その大きすぎる北海道を旅する上で重要になるのが高速で移動できる交通手段ではないかと思います。そこで各交通手段ごとに地図を作ってまとめてみたのでご紹介していきたいと思います。

交通手段の全体図

道内の主要な交通手段をまとめてみました。いろいろありますね。単純に速く移動したいとか、車窓を楽しみたいとか、車じゃなければ不便だからとか・・・すべては旅の目的によって最適な手段も違ってくるわけなので、最終的には各々の“お好み”次第で移動手段も変わるということになります。

  • 観光エリアのみに速く着きたい場合=飛行機がベター
  • 観光エリアまでの道のり(景色など)を楽しみたい=JR、レンタカーがベター
  • お酒を飲んでのんびり行きたい=JRしかない!
  • 寄り道したい=レンタカーしかない。

道内の飛行機

道内の移動で一番高速で移動できるものは言わずもがなの飛行機。新千歳と丘珠(札幌)から各エリアに飛ぶものがあります。ありそうで無いのが函館⇄女満別とか、稚内⇄釧路などのJRや車で移動するには時間がかかりすぎるいわゆる“道内長距離”路線の直行便。

ANAではバリュートランジットと言う乗り継ぎ割引によって対応していまして、そのいずれも一旦新千歳を経由させたものになります。時間はだいたい2.5時間程度となります。車やJRで同じ路線を移動するとなるとほぼ1日の移動時間になるので、乗り継ぎをしてもやはり圧倒的に速いのは間違いないです。

我が家でも2度ほど道内便を利用しましたが、通常5時間程度かかるところを1時間もかからず移動できるということで体の疲労度は圧倒的に軽減されました(その代わりにお財布は疲労します)。ちなみに道内の飛行機移動時間はどの路線も1時間を超えるものはありません。上昇したと思ったら下降に入ったという感じ。機内サービスも尋常じゃなく速攻なので、離陸間も無くしてスタートする感じです。

道内の路線は現在、ANA、JALグループのHAC(北海道エアシステム)、同じくJALグループのJ-AIRの3社のみになっています。調べてみたところ被っている路線はANAとJ-AIRの新千歳⇄女満別線だけのようです。ここは道東エリアの拠点になりますし、陸移動の場合5〜6時間の移動距離ということもあるので道東北側エリアを効率よく観光するのであればぜひ覚えておきたい移動手段になります。

途中、経由なしの旅行であれば飛行機がオススメ

例えば、網走まで行く途中、旭川、北見などを巡りたいとか、釧路まで行く途中、十勝帯広などを経由したいなど途中の観光地に足を伸ばしたい場合には車での移動がベストだと思いますが、それ以外の「網走周辺のみ」とか「釧路エリアのみ」のような観光の場合には道内便を使うのが一番効率が良いです。滞在地での時間をMAXで利用したい場合は迷わず飛行機という選択肢で間違いなしということで。

道内のJR

北海道の長距離移動にはJRも欠かせないものだと思います。特に車の運転に自信が無い方とか、飲食しながらゆっくり楽しみたい方などはJRの移動が最適なのだと思います。もうひとつ途中下車して観光地に立ち寄りをしながら旅をしたいなんていう場合も、やはり飛行機よりはJRになるのではないかと思います(でも本数が少ないので実際には途中下車は至難だと思います)。

ネックは遅いこと。

上の画像にはJRの特急のみに絞ったものを挙げました。これだけ広い土地を走る特急なので速度もさぞ早いのだろうなと思ってしまいがちですが、実は自動車を使って高速道路を移動したものと比較してもほぼ違いはありません。長距離移動する場合、停車駅が少ないから特急の方が速いだろうなと思ってしまうのはちょっと間違いなのかもしれません。

もちろんJRで移動すること自体はとても楽しいですし、ドライバーにならなくて済むお父さん的には弁当を食べたりつまみでビールを楽しんだりと至れり尽せり状態なので、オススメしたい移動手段ではあるのですが、こと移動の速さについては△マークとなってしまいます。

停車駅少なくしてローカルと分ければ良いのにな!という願望。

道民の多くは車で移動する人が多いこと、そして学生さんなどはローカル線を数駅移動するのが大半だと考えると、いっそのこと特急に関しては停車駅を主要観光地のみに大幅に減らして、観光列車に特化させれば良いのになぁ〜なんて思ってしまいます。今回、稚内までを「宗谷」で移動しようとも考えていましたが、5時間ということで断念。車でも同じかそれ以上の時間がかかりますが、決定的に違うのは“立ち寄りのしやすさ”。今回は立ち寄りをしたい観光地がいくつかあったので、やはり車での移動を選んでしまいました。本当ならJRで行ってみたいのですけど。

「宗谷」が、札幌・滝川・旭川・名寄・美深・稚内程度の停車駅だったら、絶対乗ってみたいなと思うのですけどね。そんで列車内に食堂とか売店なんかあって、車窓ポイントで徐行なんてサービスがあったら尚嬉しいかなと。停車駅で駅弁売りのサービスなんてのも良いよな!なんて思います。

こうなってくるとやはり扱いは観光列車になってしまいますけど、思い切ってそういう振りにした方が潜在的ニーズは高いのでは?と思ってしまいます。

道内の高速道路

北海道の高速道路は整備途上のようです。と言ってもかなり急ピッチで整備されてきているような気はします。度々書いてはきましたが、一般道も高速並みに信号なしで急カーブ少なめの大変走りやすい道路ばかりなので、郊外の道路などは高速道路要らないのでは?という感じもしますが、あるに越したことは無い。

札幌と周辺の小樽、登別、旭川あたりまでの区間全域はほぼ片側2車線化されていますので良いのですが、その他のエリアで特に最近できたばかりのような区間は、ほぼ片側一車線で、ところどころで追い越し車線が出現するような感じでだいたい規制80km/h〜70km/h区間が多いようです。私は夏季と冬季どちらも走ったことがあります。冬の除雪はしっかりされているので走りにくいということはありません。一車線区間の追い越し区間はとても短いものが多く、中には1,000mなんてものも良くあります(一台も抜けないかも)。観光地にまで行ってあおり運転とか醜態さらすようなことがないように、周りの流れに合わせて走るようにしたいですね。

それと、冬限定の話ですが、渋滞を作っている先頭がレンタカーなんてことも良く見かけます。私も一度遭遇しましたが、除雪された国道なのに制限速度を下回ってノロノロで走る車が居まして流石に大迷惑でした(レンタカーだったので恐らく観光客)。退避エリアも何箇所かありましたが、道を譲る余裕すら無かったようです。スピードの出し過ぎは危険なので制限速度内で安全運転するのは当然なのですが、完全に除雪された道で制限速度を大幅に下回ったまま延々と走るというのは安全運転ではなくただの迷惑になってしまいます。ドライブする際のマナーには気をつけたいところですね。

このレベルの話は稀だと思いますが、雪道の運転に自信がないと自覚している人であれば、無理して走るのではなく別の交通手段で移動するなど考えた方が落ち着いて観光が楽しめると思います。

移動時間の目安について。Googleマップなどで移動時間を調べることができますが、実際の所要時間は休憩を1回程度入れてそのくらいの時間で移動できると考えていて良いと思います。Googleマップもナビも所要時間は全て制限速度を元に計算されていますが、実際には周りの流れがありますので、制限速度+10〜30km/h程度で移動する場合が多いです。ということで距離が長くなるほど所要時間も短縮される傾向になります。

番外:道内の船

高速移動というジャンルではありませんが、移動手段が船のみというものもあるので掲載しておきます。私も今回はじめて道内で離島に渡るという機会がありましたが、フェリーは意外と時間がかかる。特に利尻や礼文は離島の中でも多くの観光客が行くと思いますが、往復の乗船時間だけでざっと4時間。これに時刻表の都合も入ってきますが本数は日に4~5本程度ということが多いので、離島に渡った場合には丸1日使うと考えていて良いかと思います。

それとフェリーを使う場合、稚内以外の羽幌(はぼろ)と江差はJRは無いので、レンタカーか高速バスで港まで(バスターミナルからさらに連絡バスなどで)移動することになるようです。

まとめ

我が家は子供が小さいことと、私以外「歩くのが疲れる・・・」なんて不満が出ることが多い家族ですので必然的にレンタカー率が高くなってしまいます。実際レンタカーが“ドアtoドア”なので一番ラクなのは間違いないのですが、旅の味としてみれば「単調」そのもの。快適だから楽しいというわけでは無いということでしょう。

かと言って旅程すべてをJRなどの公共交通機関でと考えるのも少し難しい。実際主要な観光都市(札幌・小樽・函館)程度なら市内とループするような交通網(市電と巡回バス)がしっかりしているのでそれも可能なのですが、他の都市については非現実的。ほぼタクシー以外に移動手段が無いというのでは、レンタカーを借りた方が良いという話になりますから。

ということで、現実路線で考えると、旅程の移動の一部分にJRとかバスとか飛行機を入れるという使い方をするのがベターなのではないかと思います。幸いなことに道内には主要駅・空港・港のほとんどにレンタカー営業所が近接しているのでカンタンにそれが可能になります。

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