利尻島のオタトマリ沼など観光名所を半日で巡る。2019年夏旅

今年も夏の定番、北海道へ行って参りました。よくよく考えてみると実家の墓参りに行くよりも北海道に行く回数の方が圧倒的に多いということに気がつきました。罰当たりなのかもしれませんが実父、義父ともにそんな細かいことを気にする人では無かったので「生きてるうちにやりたいことをやっておけ!」と言って頂いている(だろう)と思い、今年も気兼ねなく羽を伸ばしに行って参りました。今回は、利尻〜礼文〜稚内〜富良野という旅程を4泊で動くというスケジュールでした。

利尻島到着

1日目は利尻島で一泊でしたので、時間を有効に使いたいなと思いフェリーではなく飛行機を使っての移動を選択。上の写真は利尻の空の玄関である利尻空港です。コンパクトで可愛い・・・。ANA便で新千歳から利尻までは約50分といったところです。離陸したと思ったら着陸みたいな感じ。

この記事のサムネイルに使ったのは機内からの利尻富士を撮ったものです。当然雲の上からはこんな感じなので期待が高まりましたが世の中それほど甘くは無く、飛行機を降りるとこんなドンヨリーヌな天気。しかしここで気を落としてはいけないので気持ちを盛り上げることを決意。

初の「条件付き運航」

私は初めての経験だったのですが、新千歳から利尻へのフライトが利尻空港の濃霧によって条件付き運航となりました。「条件付き運航?」なんだろうと。そこそこ珍しいと思うので少しだけ説明をしておきます。

  • 特に到着地の天候によって着陸できないなどの場合、
  • ①近隣空港への到着地変更
  • ②出発空港への引き返しになる

この2択になるのだそうです。①ならまだなんとか対処できるけど、②だったら最悪だよなぁ〜なんて話を家族としながら不安を抱えての空の旅になりました。ちなみに、この条件付き運航ですが、ANAのホームページを見てみるとこんな件(くだり)がありました。

条件付き運航で実際に着陸できない状況になったのは全体の5%・・・・

だそうです。たった5%だったらそう心配することも無いかな?なんて思っていたら、隣にいた観光客の会話が聞こえてきました。

「利尻は多いんですよね〜」

ここで集中しているってこと?なんとなく嫌な事前情報を仕入れてしまった感がありました。

結果としては運良く霧が晴れた時に着陸できたので無事到着することができたのですが・・・。島と山の天気は猫の目のような感じということを頭に入れておくべきだなと思った瞬間でした。

利尻空港のロビーに入ると、すぐにレンタカーの窓口が並んでいて我が家の予約していたレンタカーの窓口もそこに。島内のレンタカー屋さんは大小含めそこそこありますが、台数に限りがあるので予約必須では無いか?と思いました。なぜなら大手さんでも規模は非常に小さいから。私の予約方法が悪かったせいかネット上から利尻や礼文のレンタカー予約へは辿り着けず、今回離島分だけは電話での予約を行いました。旅行雑誌などに掲載されている格安の島内レンタカー屋さんがあると思いますが、そちらの電話連絡はどういう訳かいつ電話しても不在・・・。ということで今回はニッポンレンタカーさんを頼ることになりました。大手さんで利尻・礼文に営業所があるのが私が見た限りでは

  • トヨタレンタカー
  • ニッポンレンタカー
  • 日産レンタカー

あたりだったと思います。本土と違う点は離島料金なのでかなり割高であることと、看板こそありますが営業所はとってもアットホームな感じの気さくな対応であること。長閑な感じが心地よいと感じました。

稚内からフェリーで利尻・礼文に行く場合

これは飛行機で行く前に段取りしていたものです。実際には使うことが無かったけど。稚内に1泊後、早朝から夕方までの間で利尻・礼文を周ってしまおうというプランでした。夏季スケジュールの場合これが一番かなと。

  • 稚内発7:15→鴛泊(利尻)着8:55
  • 着後、レンタカー。約3時間で島内観光
  • 鴛泊(利尻)発13:05→香深(礼文)着13:50
  • 着後、レンタカー。約3時間で島内観光
  • 香深(礼文)発17:15→稚内着19:10

上のスケジュールが良いかなと思っていました。ですが実際に行ってみると、恐らくこの各島3時間の滞在時間では、ほぼ移動のみの弾丸ツアーになってしまうはずです。例えば礼文島の場合、香深からスコトン岬までだいたい40分はかかります。スコトン岬に30分は滞在したとすると香深に戻ってくるまでこれだけでも約2時間。レンタカー返却やフェリーの便を考えればギリギリの乗船は避けたいので、このまま行けても北のカナリアパークあたりまで。弾丸ツアー過ぎますよね。

今回、我々の場合のように天気が芳しくないという条件下ならばそういうのもアリかもしれませんが、島観光の当日が晴天であれば各島1日の滞在で予定を組むのがベストなはずです。天気の良い日に島をのんびり散策するだけでも最高の思い出になると思います。

レンタカーは各島1日で借りておくべし

天気が外れて曇りや雨だった場合は正直「最悪」な訳ですが、それも旅。ギャンブルになりますが各島“晴れる”と想定して1日滞在する時間でレンタルしておくのがベストです。ちなみに、ニッポンレンタカーさんの場合、1日(24時間)レンタルで約18,000円程度。3時間でも8,000円程度ですからそこをケチっても大した差はありません。稚内から往復で車を持ち込むと考えればだいたい35,000円ですから素直にレンタカーを予約するの方が遥かにおトクです。

 

利尻島観光

利尻空港から島を時計周りに周回

レンタカー屋さんから言われたとおり、島を時計回りに周回しました。ANA便の到着が2時前でしたが、レンタカー手続きなどなどを含めると2時半頃からの観光スタート。鴛泊側は下の写真のような感じで、曇りに時折晴れ間が覗く程度という感じでした。

このくらいで済めば良いんだけど空港から西側の天気は見ていたのでそれもあまり望めないだろうなと予感はしていましたが、それが的中となるのでした。

周った観光スポット

姫沼

薄曇りといったところで、鴛泊から姫沼に着くわずか30分くらいの間に天候が悪化。海沿いから入って山道を少し進む頃には晴れ間がほぼ無くなる感じでした。姫沼は沼の周囲に散策路があるので、約30分程度で一周できるようでした。我が家では天候悪化の前に他のスポットへ移動したかったのでスルー。

オタトマリ沼

ここに着く頃には空模様はこんな感じに・・・。天気としては最悪で運が無いなと。ちなみにあまりにもイメージが悪いので晴天時の写真をアップします。実際晴天時のオタトマリ沼は下のような感じのようです。

我々のイメージとしては当然こちらの天気だった訳ですが、こればかりは自然が相手なので仕方ありませんね。このオタトマリ沼は石屋製菓さんの白い恋人のパッケージイメージになったのは有名ですので多くの観光客が訪れていました。と言っても流石に天気が悪いので当日は少なめだったのではないでしょうか。

まっちゃんの店

沼の側に飲食ができるショップが数件あります。ホタテ焼きや海鮮系の食べ物を提供するお店のようで、手慣れた客引きに呼び込まれて買い食いすることも多いかと思います。恐らく観光地としての飲食のお値段としてはかなり安い部類に入る(いわゆる「ボッて無い」という)ものなので、食べて損はないしその場で焼いて頂けるので味も美味しい。そしてサービスも満点でした。我が家で食べたのはまっちゃんの店でした。ホタテ焼き(バター焼きも)とウニ焼きをそれぞれ注文したのですが、どれもうまかった。

ホテル「アイランド・イン・リシリ」

利尻島のホテルはそれほど選択肢は無いと思います。我らが泊まったのは沓形にあるアイランド・イン・リシリ。イメージしていたのとは少し違いまして、感じ的には都市部にあるユースホテルのような感じ。この部屋はファミリータイプですが部屋自体はかなり広いのでゆったりと過ごすことができましたし、施設は全体的に綺麗でした。夕朝食はビュッフェ形式+3品程度のテーブルメニューが付きました。味と品数などは無難なところで、名物料理も何品かあったと思います。特別に「素晴らしい」というものは残念ながらなくて、良くあるホテルビュッフェだなと言ったところ。

離島料金ということもあるかもしれませんがそれを踏まえて部屋のグレード、お料理など全体的なサービスに対して料金設定はやや高めに感じるかもしれません。個人的に期待しすぎていた部分もあったためだと思いますが。

とはいえサービス、清潔感、接遇などすべてにおいてホテルとして申し分ないものは備わっているので安心して泊まることができました。

1日目まとめ

天候の影響が大きく、夕方から風と霧が濃くなったため半日というか正味数時間の観光になってしまいましたので、行った場所も数カ所程度になってしまいました。とにかく利尻富士だけは晴れた状態で拝みたかったという気持ちはありましたので心残りではありますが、これも旅というものとして思い出に残しておきます。

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