IPOを車一台分くらいの資金で一年半やってみた結果と感想

IPOってご存知でしょうか?株のことです。私は15年ほど株式投資を行なっております。念のため、前もって告白しておきますが、投資資金はごく僅かで、利益などもほぼ出ていません。なので、それで飯を食っている個人トレーダーのようなものではありません。ごく普通の会社員で、普通の生活をしています。

IPO自体はもともと興味が無かったので、存在自体は把握しておりましたが手を付けていませんでした。が、ここにきて「IPOは株ではあるけれど、購入銘柄を間違えなければリスクは低いよな」ということで、ダメもとで挑戦してみようかな?と思ったため、約1年ちょっと前から挑戦してきているのでした。でも今のところ、購入権利自体が貰えません・・・とほほな状況が続いております。

IPOって何?

新規公開株のことです。「だから?」って話ですよね。

  1. 上場前の株
  2. 購入権利がないと手に入らない株

ということです。簡単に言うとこのとおりですが、この2番目の部分が超狭き門になるので、IPOが宝くじのように扱われる所以じゃないかと思います。

IPOは誰でも挑戦することが可能です。これも簡単。

  1. 証券会社に口座開設するだけ。

これだけで、申し込みすることが可能です。店舗型、ネット専業どちらでも大丈夫。主幹事が多い証券会社であるとか、抽選方法などで「どこの証券会社が良い!」などの違いはありますが、まあ・・・どのみち当たらない確率の方が高いので、どこでも良いかなという感覚になると思います。

裁量と一般と

IPOには、裁量枠と一般枠があるようです。証券会社さんによってまちまちなようですが、だいたいどこの会社でも一緒だろうなと推測できます。裁量枠というのが、簡単に言うと「お金持ちで運用実績がある人」。一般枠は「その他平民」という感じかなと。その線引きが会社ごとに違うようです。それ以上詳しい話は、教えて貰えませんでした(気になってある担当さんから聞き出してみました。核心部分は教えて貰えなかったけど)。

ということで、一般枠(公募抽選)の方は、ただでさえ狭い門の、さらに隙間に入っていくようなものかと考えています。蟻の一穴みたいな・・・。

お金がある人は、財力を駆使してそういうパワープレイを仕掛けるのが理想だと思いますが、一般枠の公募に関しては、やはり「宝くじ」状態の中、「当たれば良いなぁ〜」と指を咥えて待つほかないというのが、現実なのではないかと感じています。

で、そうそう当たりませんよ。

なんでだろう・・・ネットのIPO検索上位を見ると、当選!なんて景気の良い文字がバンバン飛び出しています。実際当たっているのだろうなと思います。ですが、現実、そうそう当たるものではありません。当たったとしても、公募割れ(上場のはじめて付いた値段が公募価格を下回ってしまうこと)濃厚な銘柄であることが多い(リスキーなので、誰も手を出さないから当たるというだけの話です)。

結果、当たらないということになります。

私自身、短期で運用している株は無いので、長期保有しているものばかり。なので、証券会社からすれば「手数料を落とさない、ダメ客」に該当するのだと思います。損切りすらしませんしね。それが影響しているとは思いたくないけど、もしかしてそういう実績部分は、一般公募枠でも多少なりとも影響するものなのだろうか?・・・いやないか。

これから、IPOに挑戦したいと思っている方へ

だから無駄なので、ヤメた方が良いですよ〜という話じゃありません。限りなくリスクは低い投資なので、やってみる価値があると、私は考えています。(ただでさえ当選しないのに、分母が増えると余計に当たらなくなるので、参入してほしくないという本音はあります)

IPOを初める上で、考えられるデメリット、リスクなど

  • 証券会社の口座開設に若干時間がかかる
  • 運用資金は、余裕資金である必要がある
  • IPOは、必ず儲かるという保証はない
  • 場合によって、税申告が必要になる

これらの面倒さはあります。といっても、面倒なのは初回の口座開設だけ。資金については、必ず「捨てても良い資金」であることが必須です。居ないと思いますが、生活資金を運用しようなんて、間違っても考えないように!

儲かった時の、申告についてですが、会社員であっても、確定申告が必要になります。そもそも「もし利益が出たら」考えれば良い話なので、やる前から考えるのは無駄。

IPOは、必ず儲かるというものではありません。が!情報収集さえ間違えなければ、限りなく低いリスクで取り組めるものだと理解しています。それは数多ある「IPO情報分析ページ」を見てみれば良くわかるはず。今までのところ、よほどの低ランクじゃない限り、公募割れしている銘柄が無いという事実があることを考えれば、少なくとも何の知識も無いまま、株式投資を初めるよりははるかに低リスクであると言えるはず。

投資の前にやるべきこと

ここ重要ですが、株式投資は誰でも初めることが可能です。よく「投資って、損することが多いよね?」という考えをお持ちの方が、実に多いと思います。それ、正しいのですが、考え方次第なのでは?と思うことも・・・

100が50になったら、損ですよね。だけどその元の100が、元々0のものだったらどうだろうか?と。

わかりやすく言うと、毎月、携帯料金で8,000円支払っていたものを、2,000円の携帯に変更したとします。月6,000円今まで捨てていたお金が、手元に残りますよね。それが年間で72,000円。これは本来、携帯を変更しなければ手元に残っていなかったものです。「元々捨てていたお金」のこれを株式投資に回して、仮に価値が0になったとして、損と思うのでしょうか?元々捨てていたお金ですから、単純に「0」に戻っただけです。つまり損ではないという考え方。

投資は余剰資金で行うというのは、こういう理由があるのだと思います。だから、生活に必要不可欠なお金を使うべきではないと言われるのですね。

投資を初める前にやるべきは、余剰資金を捻出すること。一番手っ取り早いのは、普段の生活で消費しているムダを削ることです。

  • 携帯料金の見直し
  • 自動車保険の見直し
  • 生命保険の見直し
  • 住宅ローンの金利見直し
  • 生活費の見直し

大きな節約として挙げられるのは、このあたりかなと。この部分に大きなムダがある家計は、いくら稼いできたとしても余剰資金はなかなか貯まりません。「ザルに水を流している」状態だから。

ちなみに、お金持ちのご家庭の場合、上のような見直しをやらなくても十分やっていけるのは、単純に可処分所得が多いから。ですので、私のようにそれが低い人間が、背伸びをして良い暮らしをしようとすると、支出のバランスが成り立たなくなってしまうという訳ですね。ということで、赤字が出ているご家庭というのは、知らないところで身の丈以上の贅沢をしているということも多いはずです。

話は脱線しますが、年金2,000万不足なんていう恐ろしい話で大人たちが盛り上がっています。バカにするのも大概にして欲しいと思いますが、多くの人たちは年金にそれほど信頼を置いてないし、言われなくても収支バランスなんか考えていますよね。毎月5万円の支出オーバーのまま、暮らしていくバカはどこに居るのだ?と。その時になったら、それなりの生活をするに決まっています。

なので、良くある「大学にかかる費用」と同じ匂いがしますが、この手の「〇〇円不足する」商法は、その算出根拠を一緒に提示してからにしろ!と言いたくなりますね。こういうのに限って食費が6万円なんていうことになっているのではないかと。そんだけ食う爺さん婆さん居る?みたいな、実態からかけ離れた根拠のことが良くある。(ウチの両親なんて、2人で3万って感じらしいですから)

この老後不安があるから、「株式投資を積極的にしましょう!」というキャンペーンの一貫なのかな?なんて感じたりするのは、私だけではないはず。(方法論として正しいかどうかは別として、投資が盛り上がらないと、今のままでは閉塞感があるのは事実だけど)

結論。早く当たらないかなぁ〜。

ここまで落選が続くと、普段抽選結果の日なんて意識すらしなくなります。この感じが私的にはちょうど良いです(株で食っている訳ではないので・・・)。しかし、せっかくならば当たってみたい!

このブログで、早く当選報告をしてみたいなと思っています。

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