「ザ・ダート」モトリー・クルー自伝映画を観てみました。

ネットフリックスで絶賛配信中の作品です。80年代を彩ったロックバンド、モトリー・クルーの自伝「ザ・ダート」を映画化したもの。Netflix独占配信のようです。個人的にですが、話題の作品となりました。

作品について

キャスト

ダグラス・ブース(役:ニッキー・シックス)。どこかで観た顔だなと思って思い出せなかったのですが、後から調べたら「ノア 約束の舟」でノアの息子役で出てた彼だったようです。それと、ヴィンス・ニール役でダニエル・ウェッバー。彼は覚えてます!そう「パニッシャー」で爆破テロ犯として登場したルイス・ウィルソン役の彼だ。

そして、あのデヴィッド・コスタビル。「ビリオンズ」、「SUIT」と、最近ドラマ方面で活躍しすぎです。もちろんですが、彼はバンドメンバーとしてではなく、マネージャー的な役で登場します。

メンバーのキャスティングについて。こういう映画の場合、似てる似てないが話題になると思いますが、この作品については敢えて触れないことにします。どちらかと言えば・・・ほぼ似てないから。

古き良き時代のロックバンドを描いた作品

私も学生時代にアルバム「ドクター・フィールグッド」「モトリー・クルー」を買った程度で、その後トミー・リーのソロ活動(Method of Mayhem)などなどを追いかけましたが、バンド再起以降の活動についてはよくわかりません。いわゆるコアなファンでは無いということです。

ところで、モトリー・クルーのメンバー。今、何歳だ?と思って調べてみたのですが、みなさんだいたい1960年代近辺の生まれ。トミー・リーが1962年生まれということは、57歳!。全身タトゥのおじいちゃんって訳か・・・脱帽。

念の為補足しておきますが、BOSSのCMでおなじみのトミー・リー・ジョーンズは俳優さんで、モトリーのトミー・リーとは全く関係ありません。

そんな私が観ても、楽しめる作品ではありました。楽しめると言うか・・・笑えると言うか。この映画は、モトリークルーのカッコよさを求めたというよりも、破天荒な出来事を伝記を元に忠実に再現したというような作品になっています。なので、一番絶頂だったアルバム「Dr Feelgood」あたりの時代を触る程度にしておいて、成功以前の「成り上がり」時代にスポットを当てたようです。

昔買ったアルバムのライナーノートを見てたので、一部は知っていたけど、ニッキーがここまで深刻なドラッグ中毒だったことや、ヴィンス・ニールのお子さんの不幸は知りませんでしたので、華やかさの裏側が垣間見れたような気がします。

やはり、フロントマンが変わった時代は評価されない

熱烈なファンではない故に、個人的に好きだったのがジョン・コラビが加入した時期のアルバム「モトリー・クルー」です。「Power to the music」とか「フーリガンズ・ホリディ」とか、良く聴いてたなぁ〜なんて思いながら観ていたのですが、本作ではバッサリとその時代をカット!ジョン・コラビの時代を「ヴィンスを戻せ」というプラカードの形で表現していました。

確かにね・・・ボーカルが変わるってことは、バンドが終わったということに近いですからね。気持ちはわかる。

久々に聴いた「Kick start my heart」はやっぱりカッコよかった。

本作のトレーラーで使われていたので、どこかで使うのはわかっていましたが、そこか!というところで挿入されたのが「Kick start my heart」。久々に聴きましたが、懐かしさと共に今聴いてもカッコいいなぁ〜という印象。希望を言えば、ニッキーの搬送シーンで「Dr feelgood」挿入という形もありだったんじゃないかと。

本作品は、大人向け作品ということになっています。確かに真昼間からリビングで観る内容では無いので、注意は必要ですが、我々が観る分には全然過激では無いので、あっさりと楽しめる作品に仕上がっています。

それにしても・・・Netflixがこの時期にこういう作品を出してくると言うのが意外でした。2015年を以ってバンド活動を終了していますし、活動していた時も、過激なグループだったので、世代を問わず愛されたとは言い難いバンドのはず。ニーズがどれだけあるのかな?と言う感じだったと思いますが、それを承知で作品化を決断したネットフリックスに拍手と言うところですね。

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