網走と知床。ホエールウォッチングや網走監獄など巡った2017旅行記。

2017年の夏に行った網走、知床、阿寒〜釧路方面への旅行の記録です。阿寒から釧路はこちらのページでまとめてみたので、ご興味がある方はそちらをご覧頂ければと思います。知床クルーズ、知床木道、網走刑務所など主要観光スポットを巡った時の感想です。

この年の旅程が道東縦断を5泊6日というスケジュールにしたので、わかってはいましたが約三分の一ほどを移動日に割かれてしまい、観光部分がとても不十分になってしまった気がします。

移動・交通手段

網走、知床のある道東エリアはその名のとおり、北海道の東側のエリア。札幌からは旭川を超え、ずっと東進します。車で移動しようとは考えたことがないエリアですので、今回初めてGoogleマップで距離計算をしてみましたが・・・札幌〜網走間は車で5時間。JRで6時間!・・・やはり時間はかかりますよね〜。

新千歳から道内航空で女満別へ

我々は流石に車で5~6時間をかけて移動しようという気はなかったので、迷わず道内航空を使って新千歳から女満別へ飛びました。新千歳〜女満別はANAのDHC8というプロペラ機だったと思います。快適快適!

補足ですが、乗り継ぎの時間がタイトなことがありますよね。この時の我われの乗り継ぎ時間も約40分。結構ギリな感じでした。チケット予約する際に乗り継ぎ焦りそうだなぁ?と思ってはいましたが、予約受け付けてるのだから、何とかなるっしょ!と。あとは ANA(実際にはAirDo共同便でしたけど)さんにお任せしてみました。

当日、新千歳到着が10分ほど遅れたのですが、ターミナルでグランドのスタッフさんが声かけと誘導を行ってくれましたので、難なく乗り継ぎ。

だいたい50分程度のフライトだったので、本当にアッと言う間に着いてしまった感じ。新千歳〜女満別くらいの距離なら、やはり飛行機が正解かな〜と思ってしまいました。ちなみに、新千歳から同程度の距離に該当するのが

  • 稚内
  • オホーツク紋別
  • 根室中標津
  • たんちょう釧路

あたりではないでしょうか。このくらいの距離を観光で移動する場合は、飛行機を第一に考えた方が移動時間のロスを気にしなくて済むと思いますので、積極的に乗った方が得策だと思っています。

行ってみた観光スポット(網走)

オホーツク流氷館

網走駅前から車で20分程度かかったと思います。山間に建っている施設になりますので、少しわかりにくいかも。我々が行った道はバカナビがマニアックなルートをオススメしてくれたので、看板も無いような裏道を通されてようやく辿り着いた感じでした。実際には県道683号を南進するとすぐに着くと思います。

この施設、かなりオシャレな作りなので恐らく建ってからまだそれほど経過していないと思います。綺麗です。

クリオネや周辺海域の水生生物などを中心とした展示になっていますので、楽しめます。劇寒部屋に入って、タオル凍らせ体験ができたりするのでそういうアクティビティ要素もあるかなと。

左に見えるのが網走湖。オホーツク流氷館の展望台から。

博物館 網走監獄

網走と言えばここですよね。鉄板中の鉄板。施設がかなり大きく、普通に歩いて見学するだけで、丸っと半日かかると思います。見学コースが看板になっているので、それ通りに歩いて回るのが一番良いかと。

この博物館には、上の写真のようなマネキン受刑者さんがたくさん収容されていますが、いずれも人相が極悪です・・・素晴らしい。

足枷を付けたりして楽しんだりする撮影スポットなども豊富ですし、網走刑務所の歴史(開拓史を踏まえた結構なボリュームの資料館になっています)が良くわかるので、本当に楽しめます。

ぜひ、ゆっくり見学できる時間を割いて行くことをオススメしておきます。

補足ですが、網走監獄食堂が旅行雑誌にオススメされていますので、行ってみたのですが・・・とても普通!この日たまたまかもしれませんが、焼き魚が少し冷えていたのがどうも気になってしまいました。(前日に知床道の駅羅臼で食べた焼き魚定食が美味しかったので、それと比べてしまうとちょっと落ちてしまうかも)

流氷硝子館(りゅうひょうがらすかん)

妻と子供たちだけでアクセサリー作り体験をしに行ったので、私は別行動。そのため写真はなしです。

1時間程度の体験だったようですが、綺麗なアクセサリーを作ってきて、子供も喜んでおりました。道の駅流氷街道網走のほぼ隣にあるような施設ですので、歩いて行けます。私はその間、道の駅でぶらりひとり旅をして、散策しておりました。

行ってみた観光スポット(知床)

道の駅知床羅臼の展望台から。

知床観光クルーズはまなす(ホエールウォッチング)

この年の知床での観光メインは、「知床クルーズ」でした。知床クルーズは、オホーツク海側を巡るものと、太平洋側を巡るものの2つがあります。両方を同時に周るツアーを探したのですが、この時は無かったと思います(たぶん今も)。

いろいろな会社さんで運行されているようでしたが、我々が選んだのが、観光船はまなすさん。

この時確か、予約は2月あたりに入れておきました。当日の都合で運行しない場合もあるとのメールがありましたので、天候や人員などの関係でいろいろあるのだろうなと思いつつ、気長に待つことに。そして1ヶ月前あたりに、運行決定のお知らせが来ていたと思います。当日8時半に現地集合とのこと。

余談ですが、羅臼側のクルーズに乗る場合、この近辺に宿泊しないと朝の便には乗れないと思います。ですが、あいにくホテルがほぼ無い・・・。民宿なども探しましたが、意外と人気が高いようですでに埋まっておりました。ということで、この時は知床横断道路沿いにある、ホテル峰の湯さんに泊まることになりました。道の駅から20分もかからないところにあるので、集合時間には余裕で間に合いました。

想像以上に人数が多かった。

当日は天気が不安定で、曇ったり晴れたりを繰り返していました。観光船はまなすさんで受付を済ませてから、車ですぐの港まで移動。二階建てのクルーザーのような船で、二階部分には屋根付きの広めのデッキがありました。そこにだいたい30人くらいだったと思いますが、ほぼ満員で乗船。進行方向に向かって人も集まるので、当然前方が激混みとなりました。

クルーズは2時間程度だったのですが、クジラが出現する海域まで移動するのがだいたい30分。そこからはソナーや目視で発見していくということになるようでした。見つけるスタッフさんが専門に乗っていて、双眼鏡を使ってブロー(潮吹き)を発見しながら、追っていく感じだったようです。

スタッフさんの頑張りに感謝。無事見ることができた。

クジラの前にイルカを発見

このホエールウォッチング。一番気になるのは「必ず会えるのか?」というところではないかと思います。自然動物なので、100%なんてありえませんからね。船の方は見えても見えなくても燃料代やら人件費もかかるでしょうから、「見えなかったらタダで良いよ!」とは言えない。

ギャンブル的な要素が強いのかな?と思って行ってみましたが、蓋を開ければその真逆。経験と情報と勘によって裏打ちされていたのがわかります。

しかし・・・乗船中ずっと船長さんとスタッフさんのやりとりや、他の船からの無線みたいなものが聞こえてきて、リアルな追跡劇を体験できるのですが、聞いてるだけでかなりのご苦労があるんだなぁ〜と頭が下がりました。プライドすら感じるほどでした。乗船時に100%見える保証はしないけど、必ず見せてやる!的プライドを感じたので、安心して任せることができました。(実際見れたし)

羅臼がホエールウォッチング、ウトロ側がネイチャーウォッチング

羅臼とウトロ。羅臼岳を挟んだ東西でそれぞれ観光船の運行があるのが、旅行雑誌にもよく掲載されていると思います。

私も知らないで行ったのですが、どうやらホエールウォッチングは羅臼ウトロは知床岬やヒグマなど、海岸沿いを流す観光船というように、それぞれ目的がしっかり分かれているようですね。ウトロの沖合にはクジラが入って来ないということなのか?それとも地元の取り決めがあるのかどうか・・・よくわかりませんけど。

今回は羅臼のクルーズだけを行いましたが、ウトロ側も時間さえあれば行ってみたいと思っていました。楽しそうですからね。

補足:船酔いの可能性もあるかも

この時は、それほどの揺れはありませんでしたので、我が家では子供だけちょっと酔ったという感じでした。と言っても、写真で見たような普通の波なので、まず酔うことは無いような気がします(私も酔いやすい方ですがそんな私が大丈夫だったので)。

船酔いしやすい人にオススメする酔わない方法

私が良く使う方法です。ここ最近ほぼ酔っていません。

  • 最悪、吐く気まんまんで「なるようになれ!」とリラックスすること(乗り物酔いを恥ずかしがって、緊張して酔うということが多いです。生理現象なので恥ずかしくないです)
  • 酔い止めは30分前には飲むこと(直前では効きにくい)
  • 可能な限り屋外に居る(船内は酔いやすいです)
  • 海面(近場)を見過ぎない
  • 携帯、文字など見ない
  • 体を冷やさないこと

ちなみに、私のオススメの酔い止めはこれ。結局これが一番合ってる。

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子供用はこれが良いらしい。ドロップタイプのものは我が子には合わなかった。

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知床木道

知床木道です。知床五湖の高架木道と言うのが正しい名称のようです。遊歩道として散策できる場所で、この高架木道だけは誰でも見学することが可能のようです。地上遊歩道については、レクチャーが必要とのこと。10名以下は予約不要ということで、我々も時間があれば地上も行こう!と言っていたのですが、子供が小さいということで、妻が少し不安を感じていたので急遽中止。木道のみでの見学となりました。

木道だけと言っても、往復で1.6kmということで、だいたい1時間くらいは滞在しました。ここからヒグマとかも観れたりするのかな?と思って行きましたが、その気配は無し。鹿だけは発見しました。

木道からは遠かったので、誰も気が付いて無かった。

羅臼のホエールウォッチングからの帰りだったのですが、お昼頃からはご覧のような天気。清々しい風がとても気持ちがよかったです。唯一、得体のしれない小さな蛾のような虫が大量に群になって、定期的に遭遇するのでそれが気になる程度でしたが、とにかく気分がよかった。

知床横断道路

木道と順序が逆になりますが、羅臼から知床五湖のあるウトロ方面に山を超える唯一の道路がこの横断道路です。比較的高いところを緩やかに蛇行しながら走る道路ですので、運転者も気分が良くなるような、絶景の道路だと思います。

道路がサファリパーク状態

ここも信号機がほぼありませんので、高速道路なみの走りやすさです。ですが、恐らくスピードはあまり出せないと思います。なぜか?

まるで地元の人が近所を歩いているかのように、そこにお住まいの鹿、キツネが道路を歩いているからです。そして、数が半端じゃない。たまに遭遇するレベルではなく、5分も走るとすぐに遭遇するようなレベル。

我々がここを通ったのが、前日の夕方と羅臼からの帰りの昼。昼の方はキツネを見た程度でしたが、夕方の方はとにかく鹿が多かった。悠然と群で横断している鹿を待たなければならないので、たびたび停止することに。

ここをスピード出して走ろうという気にはなれませんでした。(飛び出して来そうで怖かったです)。あと、くれぐれも脇見運転での事故に注意です。

【寄り道】知床の道の駅は魅力的なところが多い。

道の駅らうすでの昼食。

観光スポットと言っても良さそうな感じがする道の駅が多いです。北海道全体でその傾向は高いと思いますが、ご多分に漏れず知床もです。

  • ウトロ・シリエトク
  • 知床・らうす

この二つはなかなか見所が多かったです。まずウトロ・シリエトク。施設がとにかく綺麗。ショップも大自然の中にある道の駅とは思えないほど充実しているものでした。ここは駐車場が大きく、車中泊っぽい方々を見かけたので、恐らくそういう起点にもなっているのではないかと思います。

次に知床・らうす。ここはウトロとは真逆。海産物の直売がメインになっています。市場に来たような活気があって、「食べてみて!」と試食を勧められ、その勢いに買わない人はいないんじゃないかと思うほど、巧みに囲い込まれます・・・。もっとも我々は最初から購入目的があったので、舟木商店さんから大人買いをさせて頂きました。ちょっとお高めだと言うのは十分承知の助ですが、旅行地でしっかりとお金を落とすのも旅行者の義務ですからね(初耳ですけど)。

上の写真は、道の駅らうす食堂での食事です。私が食べたのは、さば焼き定食(アジだったかな?)でした。これが肉厚で、大きく、脂の乗りが丁度よくて本当に美味しかった。黙々と食べ続けてしまいました。

オシンコシンの滝

滝でした。ウトロ側から来ると、トンネルを過ぎてすぐにあるので、思わず通り過ぎてしまいそうになりました。

網走、知床で泊まったホテル

  • ホテル峰の湯
  • ドーミーイン網走(迷ったらドーミーイン。どこでも安定感抜群ですね)

ホテル峰の湯さん。チェックインが遅めの素泊まりでした。途中買い込んできた軽食をお部屋で頂いて、移動の疲れで爆睡。このホテルは本当に昔からあると言う感じの、今っぽくない田舎のホテルという感じでしたが、なぜか安心してしまいました。ここに泊まれたおかげで、翌日の羅臼クルーズが楽になりましたので、感謝。

ドーミーイン対岸のイルミネーション。クジラ?

行けなかったところ。

知床、網走は正味で3日滞在となりました。そのうち、1日目は女満別から知床までの移動、3日目は網走から阿寒までの移動でしたので、実質丸っと観光できたのが中日だけということになります。それにしては効率良く周ったというところでしょうか。

ということで、行けなかったところも多いです。

  • 網走湖
  • 能取岬
  • 北方民族博物館
  • 天都山
  • フレペの滝
  • プユニ岬
  • 望郷台

などなど。また次回に!という感じです。

まとめ。

網走から知床は、車で約3時間ほどかかります。なので、本当なら知床は知床で周った方が時間効率は良いのでしょうけど、知床単体で数日使うほど周る場所は無さそうなので、旅程を考えた時点で大いに迷った部分でもありました。

斜里町あたりから知床まで、とにかく大自然が続きます。本州でも山と畑などはいくらでもありますが、やはり北海道のスケール感に比べると全く違います。奥行きがあると言うかなんと言うか・・・。

知床〜野付〜根室の海岸線を満喫しながら、のんびりドライブ旅行するというのもありかな?とか考えています。いずれもう一度知床には行ってみたいなと思っておりました。

ウトロ付近でオホーツク海に沈む夕日を車窓から。
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