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「ショーシャンクの空に」を観ました。そして評価について思っていること。

プライムビデオで映画探しをしていまして、ふとオススメリストに入ってた懐かしいタイトルを発見。ちょっとした理由もあって、内容をもう一度確認したかったので、観てみることに。

好きな映画は?と聞かれて「ショーシャンク・・・」と答える人が多い理由は?

私の周りでも、かなり多い。しかも女性ウケも良いらしく「映画が好き」という女子に限って、かなり高確率で「ショーシャンク良いですよね〜」という人が多いことに以前から気が付いていました。なぜこれほどまでに名作と呼ばれる作品になったのだろう?

私なりに考えてみた理由がこれです。

  • 興行収入がまあまあだったこと
  • AFIのベスト100にランクインしていること
  • アカデミー賞ノミネート作品であること
  • スティーブン・キング原作

などです。この伏線があって、レンタルショップでの「観ておくべき映画!」などのレコメンドが入るといった展開になって名作と呼ばれていくようになったのではないかと・・・(想像ですけど)

実際面白い作品であることに間違いはない

15年ほど前と、10年前くらいに1度づつ観ているので今回3回目の鑑賞です。私は同じ映画を何度も観ることがほぼ無い(観たのを忘れていて、最後まで観てようやく気がつくことはある)のですが、この作品はとにかく2時間半程度の長編なので、内容を忘れてしまうことが多く、毎回新鮮に観させてもらっています。今回もほとんど忘れた状態で、観ることができました。

2時間超えの作品は、中身が伴わないと中弛みしてしまうことが多いと思いますが、本作はそんなことがなく、淡々と観ることができます。

無実の罪の男が、収監された塀の中で仲間と打ち解けることもできず、他の囚人から辱めを受けるような、絶望しかないような環境で、ちょっとずつ心を開いていき、いつしか仲間との友情を育んでいく。最後に待ち受けるのが・・・と言った内容の作品です。

この「ほぼ刑務所の中の出来事」だけの話を、よく2時間以上の作品に仕上げたな!と思ってしまうほど、まとまっていますし、飽きを感じさせない不思議な空気感のある作品になっています。ですので、名作?と聞かれれば、否定する部分もないはず。

泣けないし、感動する部分もない。

この作品に泣きを期待するシーンはありません。むしろ、悲惨だなぁ〜と憐れむシーンが多過ぎる。

アメリカの刑務所で良く言われる「男色」の餌食になるシーン(描写は無いので安心ですけど)もあるし、それが2年ほど続くという、モーガン・フリーマンの語りが入ります。2年かぁ〜自分だったら耐えられないだろうな・・・と。他のシーンはほぼ忘れているけど、15年前から忘れたことが無いのが、このシーンですから、脳裏に鮮明に焼き付いているのでしょう。悲惨すぎるし、あまりにも理不尽な仕打ちだからかなと。

もう一つ、感動する部分も個人的には無いです。屋上の屋根塗りで、看守にうまく取り入って、仲間にビールをご馳走した時のはにかんだ笑顔なんか、微笑ましい友情がわかる良いシーンですが、感動するまでとはいかない。他、終始看守に搾取され、無実がわかってももみ消され・・・悲惨過ぎる刑期だなと思うことばかり。

簡単に言うと、希望や救いは一切無い映画なのです(ラストでお楽しみだけど)。

唯一の救いは、所長を出し抜いて、銀行口座から19年分の退職金を分捕るところと、アンディを辱めたボッグズを病院送りにするところ。一矢報いたシーンですね。

好きな映画は「ショーシャンク」と言う前に、一度観てからマイベストに選ぶことをオススメ。

いらっしゃらないとは思いますが、高評価だけを理由に、好きな映画は「ショーシャンク」と言っておきゃ間違いない!と踏んでそう答えている人がいるとしたら、ヤメた方が良いかも。実際に観てみると「感動するよね〜」とか明るく答えられる内容ではないのがわかると思います。

牧歌的な絵が好まれているからなのか?それとも、「男色」に興味をそそられるからなのか?わかりません。1996年から現在に至るまでに、これに匹敵する映画は沢山制作されているので、ここまで高評価になる理由があまり見当たらないと思うのですが・・・。

スマホ=iPhone、という選択肢になる流れと同じ匂いがしてきます。

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