洞爺湖4日目。湯の川温泉から大沼公園経由で乃ノ風までの旅行記。
2019年1月1日。元旦晴れ。この日の予定は、湯の川から大沼公園経由で洞爺湖までの移動日。レイクビュー乃ノ風リゾートで一泊の日。
新年をホテル万惣で過ごし、清々しい年明けを迎えることができました。それもこれもこの時期に営業して頂いているホテルさんの努力によるところですので、感謝してもしきれないという感じでしょうかね。
目次
朝から豪勢な食事を頂き、お風呂でリラックスしてから出発。
ホテル万惣の食事。ビュッフェスタイルは食べ慣れてくるとどこのホテルも同じようなものと感じてくると思いますが、ここのお食事はそのあたりの「ありがちな」感じを打ち消してくれるような、ひと工夫がしっかりされている部分が嬉しいです。何が?って具体的に聞かれると困りますが、ひとつひとつの料理をやっつけていないと言うか、味はもちろん美味しいのですが、それ以上にメニューの工夫が上手なのかもしれませんね。
早朝にお湯に浸かり、十分リラックスしてからお食事を頂きましたので、清々しい気分で新年をスタートしました。
夜中から雪だったようで周りは20センチほど雪が積もっていましたが、レンタカーの雪も除雪して頂いており、そういうところのきめ細かなサービスは流石だなと思いました。ここに泊まって良かった。
大沼公園を経由して、道央自動車道を北へ
この日は、観光目的はほぼ無し。当然ですが元旦から開いているお店や施設などほぼありませんので、真っ直ぐに今日のお宿である洞爺湖、乃ノ風リゾートホテルへと向かうことに。
とは言うものの、折角函館近辺まで着たわけですし、今日が函館最終日ということもあり、近隣の見てみたい名所などに寄ってみようということで、大沼へ寄ることになりました。本当は初詣をしてからと思いましたが、私以外の家族があまり乗り気じゃない空気でしたので、瞬時に読み取り初詣はないことに(ここらへんの空気を読むテクニックは熟知したものです)
大沼公園到着・・・

私「お〜・・・・」
妻「・・・・・・」
子供「雪合戦しよぉ〜」(広場と勘違いしてました)
だいたい無言の理由は写真を見ればわかりますが、もはや沼であることを知らないで着た人には、ただの公園にしか見えない風景だと思います。良い季節に来るべきですね。
元旦ですが、近隣駐車場が無料解放されていたので、開いている売店に寄ってみることに。名物がなんなのかも予習しておりませんでしたので、とりあえずご当地名のついたまんじゅうでも買うことに。

普通のおまんじゅうでした!
この時期、わかさぎ釣りの屋台船もやっているようで、この日も営業しているようでした。
私「やってみる?」
妻「嫌だ」
子供「・・・」
ということで、足早に公園を後にすることにしました。大沼はかなり大きいようで、しばらく湖(大沼というのが沼レベルではなく湖レベルなので・・・)の側を走りながら北上することに。すると途中でこんな光景を観ることができました。

白鳥公園的なスポットになっていました。駐車スペースもありましたのでしばし見学。鳥たちは羽毛で寒さは感じないと思いますが、見た目にはこのまま凍ってしまいそうなくらい寒そうに見えます。
それからさらに北上。国道5号へ出て、しばらくすると道央道の大沼公園ICが出てきましたので、そこから高速に乗りました。
函館から洞爺湖まで、高速を使ってだいたい2.5時間
この日、途中一区間だけ事故のために通行止めが発生していました、高速を一旦降りなければならず、この分の時間がまあまあロスとなりました。とは言っても、北海道の都市部以外の国道はほぼ高速並みで信号機がほとんどありませんので、スイスイと走れます。
北海道のドライバーさんは雪道でもとにかく飛ばしますね。慣れてるからだと思いますが、雪が少ない土地から来たドライバーの我々にはなかなか真似できません。
元旦ということもあり、道の駅などは全て休業でした。そしてこの季節は、景色も雪一色なので、車窓を眺めてドライブを楽しむということもほぼできず、ただ走るだけという感じになってしまいました。
洞爺湖到着。レイクビュー乃ノ風リゾートへ
家族が後部座席で爆睡している中、ひとり真っ白な雪景色の中をのんびりとドライブしているとようやく洞爺湖へ到着。思っているほど遠くもなかったです。

冬以外ですと、湖畔の緑が深く、天気が良いと真っ青な水面とのコントラストがとても綺麗な洞爺湖ですが、この日はあいにく午後から崩れ曇り空。おまけに寒い・・・。景色もこんな感じです。
洞爺湖周辺のお店も例外なくお正月休みなので、近隣にあるセコマが大盛況。ちょこっと買い足しをして、早めにホテルにチェックイン。
本日のお宿はレイクビュー乃ノ風リゾート。

アプローチからして落ち着いた雰囲気が漂ってきます。正月だというのにやはり宿泊客多し。ひとつ気が付いた点としては、多いはずの外国人観光客の姿がやや少ない。これは昨日のホテル万惣でも思ったこと。夏にはかなりの外国人が来ていたのですけどね〜。意外でした。
この日は振る舞い酒として、日本酒と甘酒が用意されていました。
チェックインを済ませ、お部屋へ。


入った瞬間にわかりますが、文句なし。このお宿は誰にでもオススメできます。洞爺湖のホテルは、このレイクビューが一番の売りだと思うし、これがあることで、ホテルの部屋が多少古かろうが(乃ノ風は十分新しいけど)帳消しにするくらいのパワーがあります。夏などは、見渡す限りの湖と奥に広がる山々の美しい緑を思う存分堪能することができます。
お風呂も最高です。公式サイトに掲載されている写真のとおりです。絶景露天風呂と謳われていますが、本当に絶景。実際行ってみたら「カメラマン上手だな〜」とか「加工しすぎじゃない?」と思うホテルはいくつも見てきましたが、乃ノ風さんの展望露天はウェブサイトに掲載された写真のまんま!本当に素晴らしい眺めでした。
あいにくこの日は曇りで雪もちらほらの天気。階段を上がって、屋上露天の締め切りドアを開けた瞬間に、猛烈な寒風。寒さに耐えながらなんとか湯船へ浸かりました。極楽・・・。
夕食。お客さんは多いはずなのに、ビュッフェはゆったり。
このくらいのキャパのホテルですと、夕食のビュッフェは大混雑が当たり前です。毎度のことなのでそれを覚悟して夕食へと向かいましたが、入ってみたらスカスカ・・・。ゆったりしてるなぁ〜。落ち着きます。
料理も言うことなし。美味しい。お正月ということもあり、特別メニューとして、ミニおせちなどが用意されていたりして、正月気分も味わえました。
昨日のホテル万惣と、この日の乃ノ風リゾート。食事のクオリティが高くて大満足でした。
夕食後には昭和の湯へ。面白い試み。ただお客さんが居なくて貸切だったのが寂しかったけど。
夕食後はお部屋でのんびり。
十分すぎるほど綺麗なお部屋だったので、気分よくリラックスさせて頂きました。家族が思い思いのことをしながら、夜の時間を満喫して就寝となりました。