「イップ・マン 継承」をNetflixで観賞後の感想。

イップ師匠シリーズの完結編(だと思う)。ドニー・イェン主演の作品としては

  • 序章(2008)
  • 葉問(2011)
  • 継承(2015)

と3作品出ています。私はドニー・イェンのシリーズしか興味が無いので、他の同名作品が出ていますが、そちらは観ていません。面白いから次作も作れば良いのにと思いますが、イップ師匠の奥様(作品の中の奥様のこと)が亡くなったことと、弟子が育ってきた結果の本作ラストなので、おそらくこれで完結なのではないかと思っています。

しかし、確かお正月映画的な恒例の作品であるという記事をどこかで見たことがあるので、日本で言うところの「釣りバカ日誌」的な展開もあるのかな?なんて、少し期待している部分もあります。

イップ・マンについて

序章には池内博之さん、葉問にはサモハン先生、そして今作にはマイク・タイソンが出演しています。フランク役として登場します。イップマンシリーズは、1話完結作品として視聴可能な作りになっているので(でも通してみることをオススメしますけど・・・)、前作を観なくても全然違和感なく観れる作品ですが、今回も前作からの流れはほぼ無し。イップ師匠がかなり有名になってて、前作のド貧乏暮らしからは抜け出して充実した生活を送っているところでスタートします。

今回の詠春拳。技の随所にタメを作ってて、超かっこいい!

前作までも、ドニー・イェンのキレのある演舞に魅了されておりましたが、今作も健在。そして、ストーリー的にも円熟した年齢になったせいか、技に円熟味を醸した仕上がりになっているように思います。イップ師匠が随所に見せる技のタメ、レイト気味に繰り出す技に要注目。

一方、「正統詠春拳」としてブチあげたチョン師匠。彼の技は剛力そのもの。詠春拳の華麗な舞とは反対の剛の拳として登場します。トキとラオウのような戦いを観ることができます。

今回も恒例のイップ師匠の秘技「100烈肉球」が観られます。これを観ないとイップマンじゃないと思うほど定着してきた感はあります。ここにもケンシロウの影が・・・。でも、そもそもがブルースリー→ケンシロウ→ジバニャンなので、そう考えると、詠春拳が元祖なのですけどね。

マイクタイソンの高速ダッギングが摺り足に見えてしまう。

劇中、フランクとの決闘シーンが出てきます。タイソンも衰えたかなと思いきや、まだまだ迫力は健在でした。そして、高速ダッギング・・・相撲の摺り足に見えてしまい、少しクスっとしてしまいました。

結局、この決闘で両者は互いの力を認めあうのですが、ストーリー的に少し微妙な感じになってきたのもこのシーンから。というのも、散々悪事を働いたフランクだったのですが、その流れから言えば最後にタイソンとの戦いがあると思っていたのでこの時点で登場してしまったから大変。え?ラスボス誰なわけ?と・・・

今作、初めて切なくなるシーンが登場。

イップ師匠は今まで散々家族を放ったらかしで、好き放題に自分がやりたいことだけをやってきました。勿論それは身近な弱者を守るために戦ってきたので賞賛されるべきことですが、それは家族の犠牲の上に成り立っていました。

奥さんが重い病気になってしまい、余命宣告。そして楽しげな社交ダンスシーン。チョン師匠からの挑戦状をすっぽかし、腰抜け呼ばわりされてまでも奥さんとの最後の時間を優先させたこの優しさ・・・ウルウルしてしまいました。

今作に限らずですが、イップマンシリーズはカンフーアクション映画としてとても楽しめる作品です。技のスピード感がハンパないのでアクション好きな人には特に楽しめるかも。まだと言う方にはオススメします(Amazonでは今まで「継承」のみ見れなかったので、Netflix様様!ということで、ありがたく観賞させていただきました。)

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