「シリコンバレー」各シーズンざっくりあらすじと感想
プライムビデオに加入しているなら、ぜひ観ておいて損しないのがこのドラマ「シリコンバレー」だと思います。
タイトルの通り、舞台がシリコンバレーの話でIT業界のお話。超ざっくり言うと、オタク(ギーク)の若者たちが、IT業界で起業し、のし上がって行くという作品。そして、この作品が面白いところは、通常この手のサクセスストーリーは失敗を経て成功していくというのがセオリーですが、本作の場合は、常に失敗、そして失敗、成功したかと思ったら失敗と、とにかくダメダメの連続で毎シーズン終えるというところ。
失敗し続けてるダメダメストーリーなのですが、観ていてもなぜかイライラしない。それどころかその失敗が笑えるところ。
私には、アメリカ人の笑いのツボは全くわかりませんが、本作はそんなこと関係なく楽しめます。そんなところもこの作品の良い点です。
目次
字幕版だと、シーズン5まで観れます。
知らなかった。というか、たぶん吹替版を観ていた人はだいたいそう思い込んでいたと思いますが、プライムビデオの「シリコンバレー」吹替版はシーズン3までで止まっていますが、字幕版だとシーズン5まで観れます。吹き替え作業が間に合っていないのか、やる気が無いのか・・・。
似た作品
シリコンバレーに似た作品はいくつかあります。ITネタのものに限らず、起業からのサクセスストーリー系で私が観たことがあるのは
- ソーシャルネットワーク
- スティーブ・ジョブス(アシュトン・カッチャー)※マイケル・ファスベンダー主演のものは観ていません。観たい。
- ライフ・ドア 黄昏のウォール街(ジョシュ・ハートネット)
- ジョイ(ジェニファー・ローレンス)
- マイ・インターン(アン・ハサウェイ)
他にもあると思いますが、この手の映画がお好きな方は、シリコンバレーを楽しめるはず。もっともこの「シリコンバレー」はなかなか成功しないけど・・・
このドラマの面白いところ
1話25分程度で進みますので、サクサクと観進めることができるところがGOOD!なドラマです。
笑える瞬間が随所に散りばめられているところも良いです。
- リチャードが緊張した時の吐き癖
- アーリックの見ているだけでイライラする風貌
- 吹き替え版のジャレッドがなぜか「オネエ」系なところ
- ギルフォイルとディネシュの不毛なマウンティング
- リチャードが調子に乗った時に性格が豹変するところ
- 常にライバルに先を越されるダメさ加減
- ジャレッドの唇にシリコン注射したシーン(このシーンが個人的に一番好き。無意味すぎて・・・)
- 事務所移転の際にリチャードが用意した、異様に真っ白な事務所。
- 「フーリー」の新ブランドロゴ
- ジャン・イェンの「Not Hot Dog!」が無意味過ぎるサービスなこと。
などなど。観ないとわかりませんが、バカ過ぎて笑ってしまうシーンが多い。
登場人物
この作品、あまりメジャーな俳優さんは出てきませんが、たまに出ます。
- キッド・ロック
- ハーレイ・ジョエル・オスメント(映画「シックスセンス」の子役。オジさんになっていてビックリ)
ドラマとか映画が、豪華キャストじゃなければ面白くないという訳ではないのが改めてわかった作品でした。
ここ最近で一番ノルマなしに「次を観たい」と思った作品かも。
ドラマのシリーズものを観ていると良くあるのですが、「ここまで観たからとりあえず」とか、「話題なので、一応観ておこう」とか、ある種、ノルマ的に観る作品があると思います。正直、そういう意味で観進めなければならない作品は、面白くないし、苦痛かもしれません。
個人的にですが、シリコンバレーはここ最近で一番「ノルマ」なしで観れた作品です。何も考えずにニヤッとしたい。そんな映画やドラマを探している方には、相当オススメしておきます。
シーズン6は、どうやら2019年の夏?公開は2020年ということか?
HBOからのアナウンスを見ると、当初2018年の中盤から制作開始だったようですが、延期になって2019年の夏からの制作、2020年の公開のような感じのようですね。
ということで、とりあえず次作はある!というのがわかっただけでも期待大です。でも来年かぁ〜という感じですね。待ち遠し過ぎる・・・