我が家の税金。クレジットカード払いについてオススメできること。
公金とはすなわち公共団体に関するお金のことです。税金とかそれに準じたお金。どこまでが公金の扱いかまでは良くわかりませんが、一般的に言うと、税金は当然ですが、電気利用料とか水道料金あたりまでが該当するのでは無いかと思います。個人的に言えば、もはや携帯電話料金は公金では無いかとすら思います。
昨年あたりから、公金のクレジットカード払いが導入されてきたように思います。我が家で支払っている公金をみても、現在ほとんどのものがカード払いの対応となっているようです。では、カード払い時のメリットはあるのか?
我が家の現在の税金(公金)のようす
- 自動車重量税(yahoo公金支払い)
- 固定資産税(口座振替)
- 市県民税(口座振替)
- 健康保険(口座振替)
- 年金(口座振替)
- 水道料金(カード払い)
- 電気料金(カード払い)
ざっとこんな感じです。結構ありますよね。公金って多いよなぁと改めて実感。今までは公金系のものはクレジットカード払いの対応になっていないものがほとんどでした。理由としてですが、恐らく自治体としてシステム導入のコストに対して、利用者数が見合わないということが一番の原因ではないかと考えています。実際、僕の住んでいる自治体ではほとんどがカード払いに対応しているのですが、隣市のほとんどはカード払い不可となっています。
昨年あたりから、これが大きく改善してきて、税金支払いがクレジット対応しましたよというお知らせを目にするようになりましたから、恐らくここ最近で対応状況が変わったのだと思います。
公金をカード払いで払うことができる人
現段階では、誰もが該当するという訳では無いということです。国税、電気料金については現在ほとんど可能だと思いますが、他のものはお住まいの自治体によって異なります。
自分が該当するかどうかは簡単に調べられます。
サイト検索で「〇〇市 税金 クレジット 」などのキーワードで検索すると、お住まいの市町村での対応状況が確認できるはずです。僕が調べた範囲では、政令市レベルではほぼ全てが対応しているみたいです。その他については市区町村の規模によって変わるような感じです。簡単に言うと、人口が少ない居住地ではこのサービスを導入していない場合が多い。
市区町村で管轄する税金でカード払いが可能なものの例
- 市区民・都道府県民税
- 固定資産税
- 軽自動車税
都道府県で管轄する管轄する税金でカード払いが可能なものの例
- 自動車税
国税でクレジットカード払いが可能なものと、その窓口
国税庁のサイトにある 「国税クレジットカードお支払いサイト」から確認できます。
なお、国税については私たちが普段生活している中で、直接扱うことがほぼ無い税金ばかりですので、あまり関係がないかもしれません。
クレジットカード払いで発生するメリット、デメリット
メリットから説明すべきなのかもしれませんが、あえてデメリットを先にお伝えしておきます。
デメリット
- 支払い額別に手数料がかかる
- 分割、リボ払いにした場合は、さらに金利がかかる
- 手続きはその都度更新の場合が多いので、自動払いという訳では無い。
まず、税金の他に手数料がかかります。ほとんどの自治体で共通していると思いますが、納付税額によって手数料額がかかる仕組みです。支払額別の手数料率になっているので、銀行の振込手数料のような感じですね。
さらに、分割やリボ払いにした場合はそこに金利が発生します。
最後に、支払いの手続きの部分。カード払いに一度登録すれば、後は毎年自動でカード請求されるというものではありません。これも前述の手数料の話同様、毎年支払い割賦が届いて、それの通知番号や個人番号を、支払いサイトから登録する作業が必要になります。口座振替の場合は、通知書に記載された期日までに指定口座にお金を入れておけば自動的に引き落とししてくれるというものでしたが、カード払いは自分で入力してクレジット払いの申請を毎年行うという作業が必要になるのですね・・・これがちょっと面倒なのかもしれない。
メリット
- クレジットカードのポイントが付く
- 分割払い・リボ払いが可能
- 支払い日が明確になる。
クレジットカード払いですので、当然ポイントは付きます(付かないカードは見たことがありません)。
次に、税金の分割払いが可能になります。通常口座振替の場合は、その額が一括引き落としになるだけ。ですが、カード払いですと、カード利用設定内でリボ払いや分割払いにすることができます。“あと分割”や“あとリボ”なんてことも可能という訳です。
最後に支払い忘れがほぼなくなる。割賦の場合、用紙の期日までに振り込むか口座振替の場合は指定口座に入金しておかなければなりません。たまに忙しかったり、勘違いでその期日を忘れたりすることがあると思います。クレジットカード払いの場合、毎月決まった日に必ず引き落としされるので、入金忘れというものがほぼ無くなります。
参考までに・・・
我が家の固定資産税は現在口座振替になっています。ザックリ言うと、年4期で合計約15万円を振替しています。
例えば、今持っている三井住友カード(ANA Tokyuカード)では公共料金の支払いもポイントが貯まりますので、それで支払ったとすると
- 年間150,000円=150ワールドプレゼント(ポイント)
が貯まることになります。これをマイル移行すると、1,500マイル。カード払いでかかる手数料は年間約1,000円。1マイル=1円と考えられれば、おトクかな?と。
※三井住友カードのワールドプレゼントについては、こちらで詳しく(別ウィンドウで開きます)書いています。
支払いを平均化すると、お金の管理が楽になります。
毎月臨時の出費があったりすると、お金のやりくりが面倒になったりします。旅行や車検、税金などがたまたま同時期に出費なんてことになると、下手をすれば貯金からの一時仮でその場をしのぐなんていう場合も。ですので、極力毎月の出費は平均化しておきたいと思うのはどのご家庭でも一緒ではないかと思います。
そんな時に、税金を月定額で支払えれば、月の収支もかなり計算しやすくなるのでコントロールしやすくなり、家計は安定します。
税金もカード払いの時代!ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?